共同研究・競争的資金等の研究課題

2005年 - 2008年

熱帯アフリカにおける野生獣肉の利用に関する総合的研究

日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(A)  基盤研究(A)

課題番号
17251002
体系的課題番号
JP17251002
配分額
(総額)
45,110,000円
(直接経費)
34,700,000円
(間接経費)
10,410,000円

中央アフリカ森林帯の住民は、毎日平均100-200g程度の獣肉を消費している。野生獣肉は、タンパク源として重要なだけでなく、文化的、社会的にも高い価値が置かれている。近年、伐採活動等によって狩猟圧が従来の4-5倍に急増した地域があり、こうした地域では、稀少種を含む野生動物の極端な減少が懸念される。しかし、住民にとって高い価値を有する獣肉の利用を禁止することは住民の生活・文化を脅かすことになる。したがって、住民が持続的に動物資源を使用できるシステムを確立することが急務であるが、そのためには森林資源に対する住民の慣習的な権利を尊重し、住民自身が動物資源の保全的利用の担い手となるような仕組みが必要である。

リンク情報
URL
https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-17251002/17251002seika.pdf
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-17251002
ID情報
  • 課題番号 : 17251002
  • 体系的課題番号 : JP17251002