岡北一孝

J-GLOBALへ         更新日: 19/01/21 11:46
 
アバター
研究者氏名
岡北一孝
 
オカキタ イッコウ
eメール
ikko0707gmail.com
所属
大阪大学
部署
文学研究科
職名
特別研究員(PD)
学位
修士(工学)(京都工芸繊維大学大学院), 博士(学術)(京都工芸繊維大学大学院)
その他の所属
大阪大学京都造形芸術大学
科研費研究者番号
00781080
Twitter ID
albertiana

プロフィール

研究テーマについて

「15世紀イタリアの万能の天才アルベルティの建築論と美学ー建築創作と修復をめぐってー」
アルベルティはとりわけルネサンスの建築家の中でも、理想とした異教的古代建築を、キリスト教的価値観の支配する「いまの」社会において、いかにふさわしく再生させるかを熱心に追求しました。そのために過去の建築や都市の形態と多様性を学ぶために建築書を書き、過去の建築の素描や図面を描き、自らのデザインの根幹としました。そこには過去の建築を保存することと新しい建築を創造することの融合と美しい調和がみてとれるのです。それは、改築、修復、リノベーションというような枠組みでは捉えきれない創作手法といえます。

「15世紀イタリアの空間概念についてーテクストとイメージによる空間描写ー」
さらにもう一つの研究テーマとして1400年代の空間概念や、その成立過程を明らかにするため、様々な空間表現を当時の思想・視覚文化の中で再検討してきました。実際の建築と都市のみならず、テクストによる空間描写(建築論や文学作品などにおける建築や都市の描写)とイメージによる空間描写(絵画や素描に描かれた建築や、建築図面)という空間を表現する「メディア」についても考察しています。

「15世紀イタリアの言語と絵画による理想都市表象とL・B・アルベルティの建築理念」
現在日本学術振興会特別研究員PD(2016〜18年度)として、新たな研究課題を進めております。研究の目的は、過去の建築を保存することと新しい建築を創造することの融合である「創造的修整」ともいえるアルベルティの創作態度が、15世紀イタリアの数多くの芸術作品に大きな影響を与えていたことを、とりわけ理想都市とその表象に着目し、明らかにしようとするものです。

「初期近代ローマの新サン・ピエトロ聖堂造営における建築創作手法としての創造的修整」
本研究は、科学研究費助成事業若手研究(2018〜20年度)の研究課題です。初期近代ローマ最大の建築事業であった旧サン・ピエトロ聖堂の再建(新サン・ピエトロ聖堂の建設)に着目し、複雑きわまるその設計・建設過程が「保存」と「破壊」との弁証法の中から紡ぎだされた「創造的修整」と呼ぶべきものであったことを明らかにすることを試みます。創造的修整とは過去の建築を大規模に改変する際にみられる、創造と保存を包括した創作手法を示す概念です。それは新サン・ピエトロ聖堂建設の重要な設計原理でもあったと考えられます。それは今日の建築創作における保存と創造の深刻な対立構造という問題を、史的な観点から考察するうえで興味深い事例でもあるはずです。

平成30年4月10日現在の業績リスト
https://goo.gl/gvzZes

研究分野

 
 

経歴

 
2018年4月
 - 
現在
京都造形芸術大学大学院 芸術研究科(通信教育課程) 非常勤講師
 
2018年4月
 - 
2019年3月
大阪大学外国語学部 外国語学部 非常勤講師
 
2017年10月
 - 
2018年8月
ローマ大学ラ・サピエンツァ 建築学部 在外研究
 
2017年4月
 - 
現在
京都造形芸術大学 芸術学部(通信教育部) 非常勤講師
 
2016年4月
 - 
2019年3月
日本学術振興会(大阪大学大学院文学研究科) 特別研究員PD
 
2014年4月
 - 
2019年3月
大阪大学 文学研究科 非常勤講師
 
2013年2月
 - 
現在
一級建築士 第352696号
 
2008年10月
 - 
2011年9月
二国間交流事業 (CHORUSプログラム)「建築的仕掛けと概念、日仏の空間性に関する比較研究」 共同研究員
 
2007年4月
 - 
2009年3月
日仏交流促進事業(SAKURAプログラム)「フランスの建築概念による日本建築再考と日本の建築概念によるフランス建築再考」 共同研究員
 

学歴

 
2008年4月
 - 
2013年9月
京都工芸繊維大学大学院 工芸科学研究科 造形科学専攻
 
2009年10月
 - 
2010年9月
高等研究実習院(フランス・パリ) 歴史学・文献学部門 
 
2005年4月
 - 
2008年3月
京都工芸繊維大学大学院 工芸科学研究科 造形工学専攻
 
2001年4月
 - 
2005年3月
京都工芸繊維大学 工芸学部 造形工学科
 

競争的資金等の研究課題

 
初期近代ローマの新サン・ピエトロ聖堂造営における建築創作手法としての創造的修整(研究課題番号:18K13911)
日本学術振興会: 科学研究費助成事業若手研究
研究期間: 2018年4月 - 2021年3月    代表者: 岡北一孝
本研究は、初期近代ローマ最大の建築事業であった旧サン・ピエトロ聖堂の再建(新サン・ピエトロ聖堂の建設)に着目し、複雑きわまるその設計・建設過程が「保存」と「破壊」との弁証法の中から紡ぎだされた「創造的修整」と呼ぶべきものであったことを明らかにするものである。
15世紀イタリアの言語と絵画による理想都市表象とL・B・アルベルティの建築理念(研究課題番号:16J01642)
日本学術振興会: 科学研究費助成事業特別研究員奨励費
研究期間: 2016年4月 - 2019年3月    代表者: 岡北一孝
研究の目的は、過去の建築を保存することと新しい建築を創造することの融合である「創造的修整」ともいえるアルベルティの創作態度が、15世紀イタリアの数多くの芸術作品に大きな影響を与えていたことを、とりわけ理想都市とその表象に着目することで明らかにしようとするものです。
創造的思考の基盤としての建築術:初期近代イタリアの美術・文芸における空間の観念(研究課題番号:16H03373)
日本学術振興会: 科学研究費補助金・基盤研究(B)
研究期間: 2016年4月 - 2020年3月    代表者: 桑木野幸司(研究協力者:岡北一孝)
本研究課題は、ルネサンス期におけるエクフラシスに関する研究である。エクフラシスとはもともとは「描写」を意味し、古代以来の弁論・修辞学における重要な技法の一つである。これは弁論という口頭伝達において、ある主題や対象を鮮明に想起させるために、聞く人の感情をかきたてて、弁論の効果と魅力を高めるための仕掛けといえよう。岡北は研究協力者として、このテーマのもと、とりわけ15世紀における建築や空間に関するエクフラシスを分析し、その時代の建築創作や注文主の建築構想のあり方を明らかにすることを目指している。
シチリア島における災害復興とサスティナビリティ -17世紀以降の5つの地震災害に着目して-
旭硝子財団: 平成27年度助成研究第3分野(建築・都市工学) 研究奨励
研究期間: 2015年4月 - 2016年3月    代表者: 田中傑(共同研究者:岡北一孝、稲益祐太)
本研究課題ではイタリア・シチリア島において 17,18,20 世紀に発生した大規模地震からの復興計画、その施行、そして住まい手による住みこなし(空間の改変)実態を文献調査および現地踏査を通じて把握し、そこに反映されてきているであろう各時代の災害観、死生観、経済力とそれらの変容過程を考察することを目的とし、最終的にはこれからの日本の建築・都市空間における安全・安心とサスティナビリティとの折り合いを考える上での示唆を得ることを目標としている。
テクストの中の建築:初期近代イタリアの芸術文化における文学、図像、空間の融合(研究課題番号:25704002)
日本学術振興会: 科学研究費補助金若手研究(A)
研究期間: 2013年4月 - 2016年3月    代表者: 桑木野幸司(研究協力者:岡北一孝)
テクストと建築の通底というテーマにより、文学、視覚芸術、建築の各創作理論・実践を統一的な観点から捉える視座の獲得を目指すとともに、初期近代の文芸・美術・哲学思想において、いかに文学と図像と空間が創造的な仕方で融合していたのかを、学際的アプローチから明らかにしようとするのが本研究である。岡北は研究協力者として、文学における建築記述に対する、ルネサンス建築文化からの影響の分析を担当した。

書籍等出版物

 
地中海を旅する62章 ― 歴史と文化の都市探訪
松原康介編著 (担当:共著, 範囲:「ピサ」、「ジェノヴァ」、「コラムー理想都市:その出発点ピエンツァ」、「コラムーアルベルティ:万能の天才と地中海世界」)
明石書店   2019年2月   
ルネサンス・バロックのブックガイド:印刷革命から魔術・錬金術までの知のコスモス
ヒロ・ヒライ監修 (担当:共著, 範囲:パノフスキー『イコノロジー研究』・『イデア』、ザクスル『シンボルの遺産』、グラフトン『アルベルティ』)
工作舎   2019年2月   
ブラマンテ 盛期ルネサンス建築の構築者
稲川直樹,桑木野幸司,岡北一孝 (担当:共著, 範囲:第1章 15世紀ウルビーノの建築文化とブラマンテの修行時代)
NTT出版   2014年12月   ISBN:978-4-7571-4335-7
2014年に死後500年を迎えたルネサンスの巨匠ブラマンテの包括的かつ詳細な研究書である。
稲川直樹(中部大学教授、第2章から第5章、第7章)、桑木野幸司(大阪大学大学院准教授、第6章)、岡北一孝による共著で、岡北は第1章(3-72頁)を担当した。そこではフィレンツェ・ルネサンスの建築から始まり、アルベルティとウルビーノのルネサンス建築について最新の研究に言及しつつ詳述し、ブラマンテにおけるアルベルティの建築の影響の大きさについて語っている。

論文

 
『十二世紀ルネサンス』の波及:12世紀ローマの建築と「ルネサンス」
岡北一孝
西洋中世研究   (10) 196-201   2019年1月   [査読有り][招待有り]
ピウス二世『覚え書』の建築エクフラシスと理想都市ピエンツァ
岡北一孝
Arts & Media   (8) 42-67   2018年7月   [査読有り][招待有り]
本稿ではマネッティによるフィレンツェ大聖堂と都市ローマに関する建築エクフラシスを読み、その特徴を押さえた上で、ピエンツァを描写した『覚え書』の建築エクフラシスを分析した。そしてピウス二世が何を理想都市的特質と考え、それをどのように都市ピエンツァに反映させようとしたのかを考察した。その都市は、各都市に建てられた建築の地域的特色を、大聖堂と教皇宮殿が代表するキリスト教的精神によって統合した姿であるともいえる。それは東西世界の融和を十字軍によってはかろうとしたピウス二世の夢の実現ともとらえられる。
レオナルド・ブルーニ『フィレンツェ頌』の建築エクフラシスを読む
岡北一孝
Arts & Media   (7) 12-31   2017年7月   [査読有り][招待有り]
都市頌とは、頌詞、頌徳文の一種で、文字通り都市を賞賛し、讃え、その美徳を称揚する文学ジャンルであり、それは理想都市論としても読むことができる。15世紀の都市頌は、その中に詳細な建築描写があらわれるのが特徴であり、ブルーニの『フィレンツェ頌』はその先駆けであった。そして描写の修辞手法や建築観が、世紀を通じて後進に与えた影響は甚大であった。ブルーニがフィレンツェを通して描き出した理想都市は、一五世紀を通じて議論されることになる理想都市論の出発点と考えられるのである。
模倣と修整、アルベルティによるルチェッラーイ礼拝堂の聖墳墓
岡北一孝
Arts & Media   (6) 28-49   2016年7月   [査読有り][招待有り]
注文主は「イェルサレムの聖墳墓のごとく」の自らの墓を望み、それをアルベルティに依頼した。しかし、実現した聖墳墓は、手本であるはずのイェルサレムの墓と異なる点が多い。その差異こそがアルベルティの建築の特徴であり、時代も場所もその建築の機能も違うなかで、模倣されるものの意味とイメージの力を、模倣するものに与えること。それこそが建築のふさわしさをめぐるアルベルティの設計手法の根源であると指摘した。
マンテーニャによるオヴェターリ礼拝堂壁画の中の建築
岡北一孝
Arts & Media   (5) 30-51   2015年7月   [査読有り][招待有り]
マンテーニャのオヴェターリ礼拝堂の建築的絵画を取り上げ、その空間構成や建築細部の特徴を分析することで、絵画の中の建築がアルベルティの直接的な助言により制作されたことを指摘した。一方で、マンテーニャの創意によって描かれた建築をアルベルティが参照し、後に具現化したと考えるべき要素が存在することも述べた。それは、絵画の中の建築が、アルベルティと画家との協同によって制作されたことを示唆するものである。
ジャンノッツォ・マネッティの『世俗と教皇庁の式典について』における建築的描写について
岡北一孝
日本建築学会計画系論文集   79(699) 1221-1227   2014年5月   [査読有り]
G・マネッティは『世俗と教皇庁の式典について』(1436)というフィレンツェの大聖堂を流麗かつ鮮やかに語った建築的言語描写を残した。そこでは寸法や人体と建築のアナロジー、さらには修辞学の技法を駆使した空間や装飾についての細やかな描写が見られる。つまり、そのテクストは、マネッティが文字で建築を構想した「建築家」と呼べるほど、建築理解の進んだ人物であったことを示す。結論として、初期ルネサンスの建築を総体的に理解するためには、テクストの中の建築を読み解いていく必要があることをも示唆した。
岡北一孝
京都工芸繊維大学大学院 平成25年度 博士学位請求論文      2013年9月   [査読有り]
既発表の査読付き論文を基盤に、『建築論』De re aedificatoriaを読み直すことで、アルベルティがその中で論じるのは、既存の都市や建築の欠陥を修復し、均整を取り戻すことであると結論づけた。この視点は、第十書が第一書から第九書の構造と内容が凝縮された修復の実践書であり、『建築論』で展開される建築創作の理論は「修復」という概念で説明されうる建築修復書であるという新しい読み方の提示につながるものである。
1452年の『教皇ニコラウス五世によって新たに承認された都市施設管理官に関する法規』へのアルベルティの関与について
岡北一孝
日本建築学会計画系論文集   77(679) 2219-2224   2012年9月   [査読有り]
ニコラウス五世のローマでの大きな功績の一つは、「都市施設管理官」の整備である。ニコラウス五世は、以前の教皇たちと比べて広範な内容を扱った都市施設管理官に関する勅令を1452年に公布した。これにより教皇主導の都市改造が可能になったが、その記述とアルベルティ『建築論』第十書との類似から、その策定にはアルベルティも関与した可能性が高い。
岡北一孝、西田雅嗣
日本建築学会計画系論文集   74(644) 2277-2282   2009年10月   [査読有り]
第十書はアルベルティによって「建物の修復」(operum instauratio)と名付けられたが、その内容や建築論全体における位置付けは大きな議論を呼んできた。なぜなら第十書は水理学や治水、水の性質などの記述が多くを占めるからである。そのために第十書は建築論の本論とは別の補足として理解されてきた。しかし、instauratioという言葉の語義や用法を古代から15世紀に至るまでの著作を通じて考察してみると、聖人や権力者による聖なる建物や記念建造物の「復興」という意味を持つことが明らかとなる...

講演・口頭発表等

 
ローマの古代建築とルネサンス建築 [招待有り]
岡北一孝
ローマを楽しむ一日   2018年10月19日   阪急交通社
ルネサンス建築は古代建築の再生復興であるといわれ、当時の建築家たちは古代建築を理想化して規範・手本としたといわれますが、古代ローマ建築にそっくりそのままのコピーが建てられたわけではありません。ルネサンス建築家たちは古代に何を見ていたのか、古代建築再生のメカニズムを豊富な事例とともに解説します。
15世紀イタリアの理想都市論における建築エクフラシス:ジャンノッツォ・マネッティと教皇ピウス二世をめぐって
岡北一孝
第8回 第三世紀のグランド・ツアー:ローマに関する建築史研究   2018年4月20日   Giornata di studio curata da Giuseppe Bonaccorso e Claudia Conforti
国際シンポジウムにおけるイタリア語での発表である。人文主義教皇による理想都市の建設、建築家ベルナルド・ロッセリーノという現場監督、そして建築エクフラシスの三点が1450年代のローマとピエンツァの都市改造には、共通する。この二つの理想都市計画の共通点と相違点を明らかにすることで、当時の人々が思い描いていた理想都市の特質とデザインの核となった多様性の美学について論じた。
ピエンツァと建築エクフラシス:15世紀イタリアの理想都市の実現 [招待有り]
岡北一孝
ルネサンス期の建築エクフラシスの魅惑   2018年3月25日   大阪大学文学研究科准教授桑木野幸司
国際シンポジウムにおけるイタリア語での発表である。主題は、ピエンツァを描写した『覚え書』の建築エクフラシスの分析である。ピウス二世が何を理想都市的特質と考え、それをどのように都市ピエンツァに反映させようとしたのかを考察した。その都市は、各都市に建てられた建築の地域的特色を、大聖堂と教皇宮殿が代表するキリスト教的精神によって統合した姿であるともいえる。それは東西世界の融和を十字軍によってはかろうとしたピウス二世の夢の実現ともとらえられる。
『十二世紀ルネサンス』の波及:12世紀ローマの建築と「ルネサンス」 [招待有り]
岡北一孝
西洋中世学会 若手セミナー 「古典再読:チャールズ・H・ハスキンズ『十二世紀ルネサンス』を読み直す」   2018年1月20日   
まず、美術史・建築史における「十二世紀ルネサンス(Renovatio)」について、パノフスキー、クラウトハイマーの研究から今日までを概観した。そして、12世紀ローマの建築がブルネッレスキの大きな参照源であった可能性を指摘し、ルネサンスと一括りにされる時代を15世紀(Renovatio)と16世紀(Renaissance)とに分類することができるのではないかと述べた。そして、最後にルネサンス期にみられる再生や復興の根本的な差異を通じて、『十二世紀ルネサンス』を読み返すことができないかと述べた。
イタリア・ルネサンス期の建築書とウィトルーウィウス:アルベルティを中心に [招待有り]
岡北一孝
2018年1月6日   日本建築学会、建築書と建築理論[若手奨励]特別研究委員会
1416年にザンクト・ガレン修道院でウィトルーウィウス『建築十書』が発見されていらい、校訂版、翻訳・注釈を含め、多くの再生産がなされてきた。その過程で『建築十書』は聖典(正典)化し、注文主にとっても建築家にとっても典拠すべきテクストとなった。またウィトルーウィウスにならい、アルベルティ以来、多くの建築書が記述されてきた。本研究会では15〜16世紀のイタリアにおける建築理論を包括的に紹介しつつ、アルベルティが『建築論』で展開した独自理論の中にみられるウィトルーウィウスの影響について詳しく論じた。
もうひとつのヨーロッパ建築の歴史
岡北一孝
京都造形芸術大学藝術学舎公開講座   2017年12月17日   大阪藝術学舎
09:30-10:50 なぜ画家が建築家になったのか?ルネサンスにおける建築家のあり方
11:00-12:20 ピエーロ・デッラ・フランチェスカの絵画の中の建築
13:20-14:40 アンドレア・マンテーニャの絵画の中の建築
14:50-16:10 人文主義者たちがみた建築ー15世紀のテクストの中の建築
もうひとつのヨーロッパ建築の歴史
岡北一孝
京都造形芸術大学藝術学舎公開講座   2017年12月16日   大阪藝術学舎
11:00-12:20 建築模型・図面・素描の役割と意味について
13:20-14:40 中世のスケッチブックと大聖堂の図面
14:50-16:10 建築家による図面表現の進化が空間に与えた影響ールネサンスの建築図面と素描
16:20-17:00 実現しなかった建築ー近代の建築図面と素描
15世紀イタリア小都市宮殿文化の魅力 -ウルビーノとリミニの建築- [招待有り]
岡北一孝
知求アカデミー講座   2017年8月8日   ワールド航空サービス
独自の文化を背景にした魅力的な建築を擁する小都市が、イタリアには多く存在する。その中でもルネサンスに栄華を極めたウルビーノとリミニの都市と建築はフィレンツェとは異なる実験的な建築がいくつか実現した。とりわけウルビーノはラファエッロとブラマンテを育んだ街でもあり、ローマにおける盛期ルネサンス建築の展開を考える上でも欠かせない都市でもある。その前提のもと、マラテスタ神殿とドゥカーレ宮殿を中心に、注文主たちのライバル関係、芸術家同士の交流にも着目しつつ解説した。
レオナルド・ブルーニの『フィレンツェ頌』とアルベルティの『建築論』─理想都市をめぐって
岡北一孝
科研成果報告会・ワークショップ「建築とエクフラシス:テクストと絵画に描かれた空間イメージ」   2017年3月12日   桑木野幸司(大阪大学文学研究科准教授)
ブルーニの『フィレンツェ頌』は建築エクフラシスを駆使し、その都市の美を描写した。そして描写の修辞手法や理想都市観は、世紀を通じて後進のモデルとなった。理想都市の要件として「清潔さ」をブルーニはそのテクストにおいて中心的に論じている。それはアルベルティ『建築論』でも大いに議論され、理想都市の具現化を目指して15世紀ローマでも衛生環境の改善が目指された。ブルーニのテクストは実践的な都市理論ではないが、そこでレトリカルに描かれた都市のあるべき姿は後世の都市計画や理想都市論に大きな影響を与えたのである。
イタリア・ルネサンスにおける理想のかたち -都市と建築をめぐって- [招待有り]
岡北一孝
第3回 西洋建築史合同研究発表会   2015年12月19日   熊本大学・前橋工科大学・京都工芸繊維大学
15世紀イタリアでは、理想的な建築や都市が絵画の舞台や背景として、熱心に描かれた。そのため建築と絵画の相互影響関係が15世紀のイタリアの建築を考えていく上では非常に重要だと考えられる。本研究発表では、15世紀終わりから16世紀にかけての数十年において、建築が絵画の中でどのように構築、描写されて、それが実際の建築創作とどのような関係にあったのかを考察するために、マンテーニャ作エレミターニ聖堂のオヴェターリ礼拝堂の壁画を取り上げた。
アルベルティの建築創作における「創造的修整」 [招待有り]
岡北一孝
時間のなかの建築 リノベーション時代の西洋建築史   2014年11月29日   加藤耕一(東京大学大学院工学系研究科准教授)
アルベルティの建築は、リノベーションや改築と呼べる建築作品が多い。しかしながら、『建築論』での議論を踏まえ、その建築を読み解いていくと、そもそもアルベルティの建築創作を我々が通常持つような感覚で新築、改築、リノベーションと分類することはためらわれる。その建築は新築でもあり改築でもありリノベーションでもあり保存でもあり修復でもあるという多義性のなかにあり、その性質こそがアルベルティの建築の魅力といえるだろう。そしてその多義性は「創造的修整」という言葉で示しうると述べた。
アルベルティの『建築論』を修復論として読む ー第十書「修復」を手がかりとして [招待有り]
岡北一孝
日本建築学会近畿支部建築論部会講演会   2014年3月2日   日本建築学会近畿支部建築論部会
『建築論』の結書である第十書「修復」は,ニコラウス五世のローマ復興についての実践的な手引書と読むことができる。そしてその視点は,第一書から第九書を修復の理論書と捉えることを可能にする。アルベルティにとって建築創作とは,既に存在する建築や都市の「欠陥」を修復し,「均整」を取り戻すことであったと思われるのである。
アルベルティとローマ:ニコラウス五世の理想都市 [招待有り]
岡北一孝
ルネサンスの知のコスモス:都市,人間,自然   2013年12月23日   Japanese Association for Renaissance Studies
ニコラウス五世のローマ復興計画の実際とそれへのアルベルティの関与について講じた。アルベルティは長年の友人である教皇のローマ都市改造について、1453年以前は計画の策定など重要な立場で活躍したと考えられる。しかし、著名な人文主義者ジャンノッツォ・マネッティフィレンツェからローマに来て教皇の右腕となってからは、ニコラウスに対し批判的になり、その都市計画からも手を引いたのではないか。
理想都市としてのローマ ー教皇ニコラウス五世のローマ都市計画ー [招待有り]
岡北一孝
第3回西洋建築史若手研究者研究発表会   2013年12月21日   日本建築学会西洋建築史小委員会
教皇ニコラウス五世は、即位早々ローマの都市改造をもくろみ、教皇庁のヴァティカンへの移転を進めた。教皇にとっての理想都市を実現しようと大規模な介入が行われた。それはローマとヴァティカンを切り離しつつも接続するような巧みな都市改革であり、ヴァティカンをローマのなかで象徴的存在として位置づけつつ、神の国の建設を目指すという難しいテーマの実践であった。そして、そのニコラウス五世の都市政策を支えたのは、アルベルティで あったように思えるのである。
Notion de “Restauration’ et l’usage du terme “Instaurare” dans De re aedificatoria Liber Decimus,
岡北一孝
Séminaire commun destiné aux doctorants de l'équipe Histara   2010年6月2日   Sabine Frommel (Directeur d’études, EPHE)

Misc

 
【新刊紹介】Stéphane Bourdin, Michel Paoli et Anne Reltgen-Tallon (eds.), La forme de la ville: de l'Antiquité à la Renaissance, Rennes, Press Universitaires de Rennes, 2015
岡北一孝
西洋中世研究   (9) 169-169   2017年12月
西洋建築史から世界建築史へ
岡北一孝
フィールドとしての「西洋」を問うー建築史・都市史研究が拓く未来ー   44-44   2017年9月   [依頼有り]
2017年度日本建築学会大会(中国)において行われた建築歴史・意匠部門の研究協議会「フィールドとしての「西洋」を問うー建築史・都市史研究が拓く未来ーに」のために作成された研究資料(全74頁)に寄稿した。
2015年若手セミナー報告①「外国語で論文を書く、報告する」参加記
岡北一孝
西洋中世研究   (8) 302-303   2016年12月   [依頼有り]
【新刊紹介】Sabine frommel (ed.), Les maquettes d'architecture: fonction et évolution d'un instrument de conception et de réalisation, Paris-Roma, Picard-Campisano, 2015.
岡北一孝
西洋中世研究   (8) 265-265   2016年12月   [依頼有り]
フランス・南ブルゴーニュ地方ロマネスク教会堂実測調査報告書
京都工芸繊維大学西田研究室編著
1-372   2016年9月
1908 年メッシーナ地震の復興計画-ボルツィの都市調整計画を中心に-
稲益祐太、田中傑、岡北一孝
学術講演梗概集 F-2, 建築歴史・意匠   371-372   2016年8月
シチリア・ノートの1693年ヴァル・ディ・ノート大地震からの復興 移転再建をめぐって
岡北一孝、田中傑、稲益祐太
学術講演梗概集 F-2, 建築歴史・意匠   373-374   2016年8月
岡北一孝
地中海学会月報   (385) 5-5   2015年12月   [依頼有り]
[新刊紹介] Annette Hoffmann and Gerhard Wolf (eds.), Jerusalem as narrative Space Erzählraum Jerusalem [Visualising the Middle Ages, vol. 6], Leiden- Boston, Brill, 2012.
岡北一孝
西洋中世研究   (6) 235-236   2014年12月   [依頼有り]
アルベルティの«vitium»について
岡北一孝
学術講演梗概集 F-2, 建築歴史・意匠   813-814   2014年9月
De re aedificatoriaにおける第十書の位置づけ ー第一書と第十書をめぐってー
岡北一孝
日本建築学会近畿支部研究報告集. 計画系   (54) 673-676   2014年6月
セナンク・シトー会修道院の大寝室の建築に見る不規則性について
原愛,西田雅嗣,岡北一孝,小嶋千賀子,安井菜穂,太田圭紀,加藤旭光,岩田千穂
日本建築学会近畿支部研究報告集. 計画系   (54) 685-688   2014年6月
ベルゼ=ラ=ヴィル修道士礼拝堂の建築について −南ブルゴーニュの小規模ロマネスク教会堂に関する研究ー
西田雅嗣,原愛,岡北一孝,加藤旭光,小嶋千賀子,安井菜穂,太田圭紀
日本建築学会近畿支部研究報告集. 計画系   (54) 689-692   2014年6月
9385 ジャンノッツォ・マネッティの『世俗と教皇庁の式典について』の建築的描写における寸法表現について
岡北一孝
学術講演梗概集 F-2, 建築歴史・意匠   769-770   2013年8月
アルベルティの「デ・パスティへの手紙」再考 −「マネッティ」をめぐって−
岡北一孝
日本建築学会近畿支部研究報告集.計画系   (53) 865-868   2013年6月
9020 De re aedificatoria と Momus の執筆年代についてー教皇ニコラウス五世 (在位1447−55年) によるローマ復興計画に関連してー
岡北一孝
日本建築学会近畿支部研究報告集. 計画系   (52) 785-788   2012年6月
9351 マッシ−教会堂の平面の寸法構成についてー南ブルゴーニュ地方の小規模ロマネスク教会堂に関する研究ー
西田雅嗣,原愛,増永恵,岡北一孝,三宅拓也
学術講演梗概集 F-2, 建築歴史・意匠   701-702   2011年8月
9350 セナンク・シトー会修道院の集会室の平面の寸法と当初の計画について
原愛,西田雅嗣,増永恵,岡北一孝,三宅拓也
学術講演梗概集 F-2, 建築歴史・意匠   699-700   2011年8月
9009 サン=ヴァンサン=デ=プレのロマネスク教会堂の建築について-南ブルゴーニュの小規模ロマネスク教会堂に関する研究-
西田雅嗣,原愛,増永恵,岡北一孝,三宅拓也
日本建築学会近畿支部研究報告集. 計画系   (51) 745-748   2011年6月
9008 セナンク・シトー会修道院の集会室の建築に見る不規則性について
原愛,西田雅嗣,増永恵,岡北一孝,三宅拓也
日本建築学会近畿支部研究報告集. 計画系   (51) 741-744   2011年6月
9010 ニコラウス五世による 1452 年の “Maestri di Strada” に関する法令とアルベルティの関係について −15 世紀前半ローマの “Maestri di Strada”の変遷を通して-
岡北一孝
日本建築学会近畿支部研究報告集. 計画系   (51) 749-752   2011年6月
岡北 一孝, 西田 雅嗣
学術講演梗概集. F-2, 建築歴史・意匠   2009 85-86   2009年7月
西田 雅嗣, 竹村 沙羅, 榎並 悠介, 岡北 一孝
日本建築学会近畿支部研究報告集. 計画系   (49) 909-912   2009年5月
岡北 一孝, 西田 雅嗣
日本建築学会近畿支部研究報告集. 計画系   (49) 913-916   2009年5月
岡北 一孝, 西田 雅嗣
学術講演梗概集. F-2, 建築歴史・意匠   2008 529-530   2008年7月

委員歴

 
2018年10月
 - 
現在
日本建築学会  西洋建築史小委員会西洋建築史の諸問題WG幹事
 
2018年3月
 - 
現在
Artes Renascentes  学術雑誌編集委員(日本担当)
 
2014年4月
 - 
現在
日本建築学会近畿支部  建築論部会若手小部会幹事
 

受賞

 
2008年10月
京都工芸繊維大学 2008年度京都工芸繊維大学基金奨学生
 
2008年7月
日本建築学会近畿支部 2008年度日本建築学会近畿支部優秀発表賞
 

その他

 
2019年2月   永遠の都ローマの建築と都市:近現代編
イタリア文化会館ー大阪の建築史講座。全3回。
都市のローマの姿を創建から現在までの姿を編年的にみていくことで、その都市の魅力と、ヨーロッパ中に与えた影響の大きさを示します実際にイタリアを旅行した際に、建築や街を鑑賞する手引きにもなるような講座を目指します。
1. グランド・ツアー:理想の都ローマを求めて(2月19日20:00~21:30)
2. ファシズムの遺産(2月26日20:00~21:30)
3. 今日のローマ、未来のローマ(3月5日20:00~21:30)
2019年1月   永遠の都ローマの建築と都市:近世編
イタリア文化会館ー大阪の建築史講座。全3回。
都市のローマの姿を創建から現在までの姿を編年的にみていくことで、その都市の魅力と、ヨーロッパ中に与えた影響の大きさを示します実際にイタリアを旅行した際に、建築や街を鑑賞する手引きにもなるような講座を目指します。
1. 大分裂からの教皇の帰還:キリスト教の首都としてのローマを目指して(1月22日20:00~21:30)
2. 都市ローマ復興の世紀:16世紀初頭の教皇たちの野望(1月29日20:00~21:30)
3. ルネサンスからバロックへ:対抗宗教改革と都市の大改造(2月5日20:00~21:30)
2018年11月   永遠の都ローマの建築と都市:中世編
イタリア文化会館ー大阪の建築史講座。全3回。
都市のローマの姿を創建から現在までの姿を編年的にみていくことで、その都市の魅力と、ヨーロッパ中に与えた影響の大きさを示します実際にイタリアを旅行した際に、建築や街を鑑賞する手引きにもなるような講座を目指します。
1. コンスタンティヌスの建築:初期キリスト教建築の魅力(11月13日20:00~21:30)
2. 都市衰亡の時代の建築と都市(11月20日20:00~21:30)
3. 12世紀ルネサンス:建築の刷新(11月27日20:00~21:30)
2018年10月   永遠の都ローマの建築と都市:古代編
イタリア文化会館ー大阪の建築史講座。全3回。
都市のローマの姿を創建から現在までの姿を編年的にみていくことで、その都市の魅力と、ヨーロッパ中に与えた影響の大きさを示します実際にイタリアを旅行した際に、建築や街を鑑賞する手引きにもなるような講座を目指します。
1. 都市ローマの創建(10月9日20:00~21:30)
2. 都市と建築をかたちづくる理念と造形原理:ギリシアからローマへ(10月16日20:00~21:30)
3. 帝国絶頂期のローマ:異教の時代の建築と都市(10月30日20:00~21:30)
2017年8月   一つの建築をじっくり味わう:サン・ピエトロ聖堂編
イタリア文化会館ー大阪の建築史講座。全3回。
建築をつくるには人の一生以上の時間がかかることがしばしばです。建設過程で担当の建築家・職人が変わったり、デザインが大規模に変更されることもよく起こります。いろんな様式や時代の趣味が一つの建物に盛り込まれているのが建築独特の面白さであるともいえます。今回はそのような建物に含まれる「時間の流れ」を感じてもらうために、カトリックの総本山であるサン・ピエトロ聖堂を3回かけてじっくりと見ていきます。
1. (旧)サン・ピエトロ聖堂の創建(8月24日)
2. ルネサンス期の再建(9月7日)
3. バロック期の創造(9月14日)
2017年7月   絵画の中にも建築が!画家による建築表現の魅力
イタリア文化会館ー大阪の建築史講座。全3回。建築は建築家のものだけではありません。ヨーロッパの絵画の中には、教会堂や宮殿など様々な建物が描かれています。今回は、その中でもルネサンスの絵画に着目し、その迫真性と豊かな表現を見ていきます。そして絵画の中の建築が、実は実際の建築作品にも大きな影響を与えたことを考えていきます。
1. 絵画の中の建築とは?いろいろな絵画に描かれている建築(7月13日)
2. ピエーロ・デッラ・フランチェスカによる建築描写(7月20日)
3. アンドレア・マンテーニャによる建築描写(7月27日)
2017年6月   イタリア小都市の建築の面白さを知ろう
イタリア文化会館ー大阪の建築史講座。全3回。ローマ、フィレンツェ、ヴェネツィア、ミラーノ、ナポリのような大都市以外にも、独自の文化を背景にした魅力的な建築を数多く擁する小都市がイタリアには多く存在します。こうした街の建築を、イタリアの建築の厚みに触れることで、建築史はどんどん面白くなりますし、建物を見る目も養われてきます。
1. 湖畔のルネサンス都市マントヴァ(6月8日)
2. 中世と近代がとけあう街フェラーラ(6月15日)
3. モンテフェルトロの理想都市ウルビーノ(6月22日)
2017年5月   シチリア建築の魅力にせまる
イタリア文化会館ー大阪の建築史講座。全3回。シチリアは地中海の交通の要衝であり、古代以来さまざまな民族や国家によって治められてきた土地である。そのためイタリアの中でも独特の文化的混淆・多様性がみられ、それが建築のかたちにも現れている。またエトナ山を擁し、地震や噴火など自然災害が多いことも、建築や都市の成り立ちに大きく影響した。今回の講座では全3回をそれぞれ古代編・中世編・近代編とし、建築様式や建築史に関する基礎知識を織りまぜながら、それぞれの時代のシチリア建築や都市の魅力を語っていく。
1. 古代ギリシアとシチリア:シラクーザとアグリジェント(5月11日)
2. 中世とシチリア:パレルモの建築(5月18日)
3. 近代とシチリア:災害復興とバロックーヴァル・ディ・ノート地方の建築と都市(5月25日)
2016年5月   日本建築学会近畿支部建築論部会若手小部会企画講演会
會田涼子氏(近畿大学建築学部助教)講演会「19世紀フィレンツェの首都化における意匠性の表出―建築家ジュゼッペ・ポッジによる都市改造計画をとおして―」 において企画・趣旨説明・司会を担当。
2015年7月   東京都現代美術館「オスカー・ニーマイヤー展 ブラジルの世界遺産をつくった男」展示作品解説
パンプーリャ・コンプレックス、サン・フランシスコ・デ・アシス教会、ダンスホール、パンプーリャ・ヨットクラブ、国連本部ビル、カノアスの邸宅についての作品解説を執筆。
2013年9月   学位取得
博士(学術)(学位記番号:博甲第681号)
論文タイトル:De re aedificatoria における第十書の位置づけと「修復」«instaurare»の意味
2013年4月   西田雅嗣氏(京都工芸繊維大学大学院工芸科学研究科教授)を代表者とする科学研究費補助金による研究「建築考古学と尺度論によるロマネスク建築像の再考」(研究課題番号: 24246101)の調査員(2013年9月まで)
平成25年9月10日から30日までのフランス建築実測 調査が主な任務であった。南仏のシトー会修道院のセ ナンク修道院とル・トロネ修道院、ブルゴーニュ地方のマルシニー教会堂ならびにベルゼ=ラ=ヴィル礼拝堂を対象に、平面、立面の実測と図面化を行った。学生を束ね調査を円滑に進める立場として調査に貢献した。 また調査の成果は日本建築学会大会や近畿支部研究 報告会などで発表した。
2013年2月   一級建築士登録
登録番号:第352696号
2011年10月   パリでの展覧会「KENCHIKU ARCHITECTURE 2011」 (http://kenchiku-architecture.com/) のパンフレット,展示映像のフランス語→日本語の翻訳など制作サポート。
2010年9月   シャロレ=ブリオネ地方国際文化財研究所 (Le Centre international d’Études des Patrimoines culturels du Charolais-Brionnais) との共同による、ロマネスク教会堂の実測における調査員。
2008年10月   2008年度京都工芸繊維大学基金奨学生
2008年7月   2008年度日本建築学会近畿支部優秀発表賞
2008年6月の日本建築学会近畿支部研究発表会での研究発表の審査を受けて受賞
2007年4月   京都工芸繊維大学西田雅嗣准教授を代表者とする科学研究費補助金による研究、「建築史研究における日本的方法によるフランス・ロマネスク建築の建築考古学研究」(研究課題番号:19360281)の調査員。(2011年3月まで)
平成19年、20年、21年、22年の9月にフランスにおいて中世建築の実測調査を行った。その結果を用いて主に平面図を作成した。実測と図面化のノウハウを蓄積し、その方法論を身につけた。