2016年2月
湿潤多孔質セラミックスを用いた高温気流の湿度測定法に関する研究
日本熱物性学会 熱物性
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- 巻
- 30
- 号
- 1
- 開始ページ
- 9
- 終了ページ
- 17
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 研究論文(学術雑誌)
- DOI
- 10.2963/jjtp.30.9
高温の空気や水蒸気を用いた食品加工などにおける高温気流を用いた材料の熱処理過程において,温度,圧力,湿度などは処理後の製品品質に影響を与える.本研究では,沸点温度を超える高温気流中で連続測定が可能な湿度(水蒸気モル分率)測定装置の開発を行った.測定には,乾湿計の原理を利用し,湿球温度を測定するための湿潤材料として射出成形法によって加工した多孔質セラミックスを用いた.大気圧下で100°C以上の任意の湿度を有する湿り空気から過熱水蒸気を発生できる装置を製作し,測定値の検証に使用した.気流温度160°Cから300°C,流速3 m/sで測定を行った.
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.2963/jjtp.30.9
- ISSN : 0913-946X
- CiNii Articles ID : 130005152254