共同研究・競争的資金等の研究課題

2018年4月 - 2022年3月

建国初期中国を移動する身体芸術メディア・プロパガンダ―戦時期からの継承と展開

日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(A)  基盤研究(A)

課題番号
18H03568
担当区分
研究分担者
配分額
(総額)
25,740,000円
(直接経費)
19,800,000円
(間接経費)
5,940,000円

研究成果のうち、口頭発表では、 European Association of Chinese Studies(英国、グラスゴー)、Dance History Association(マルタ、バレッタ)、Association of Estudios de Asia Oriental(スペイン、マラガ)および台湾大学、清華大学(中国)、台湾中央研究院(以上、招待講演2件含む)等、英語圏および中国語圏での多数の発信を達成することが出来た。著書は2018年度内は2件にとどまったが、2019年度中の出版は6件(英文書1件含む)と多数決定している。
研究集会としては、シンポジウム1件およびセミナー一件を企画した。シンポジウム「〈帝国〉日本の少女文化」は戦前~戦中の日本の少女・女学生文化が戦後1960年代にかけて東アジアで如何に受容されたか、またポストコロニアル的状況での継承の可能性を、韓国、台湾、中国、日本の専門家によって検証した。セミナー「戦後における日本=香港映画交流ことはじめ
――岸関子・佐伯隆敏の活動から―」では、戦後日本と香港の映画界、すなわち張善コンの新華公司、キャセイやショウ・ブラザーズの俳優、監督、スタッフに通訳として直接関わった岸陽子氏(早稲田大学名誉教授)を招き、国交が無かったために研究が空白状態にある1950-60年代日本と香港の映画製作・映画人交流について、実り多い証言資料を得、質疑を交わした。

ID情報
  • 課題番号 : 18H03568

この研究課題の成果一覧

論文

  6

書籍等出版物

  1

講演・口頭発表等

  7