2019年4月 - 2022年3月
在学女性のライフスタイルに適した犯罪被害予防:受容される防犯教育促進のために
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
本研究は、高等教育機関等に在学する女性の多様なライフスタイルに適する形で安全確保を実現するために、学際的共同研究を通じて、実証的な知見、実践的な知見を得ることを目的としている。
本年度は、本研究の初年度である。代表者と分担者・研究協力先の会合を開催するとともに、メールや電話等を通じた打ち合わせを行い、以下を実施した。
防犯教室における量的調査の準備段階として、ライフスタイル・日常活動と在学者の被害・防犯行動に関する文献検討を行った。被害や防犯行動との関連が先行研究で見られた要因を中心に、調査項目の策定を行った。研究協力先(千葉、大阪)に現行の防犯教育プログラムの内容や実施状況をヒアリングした上で、策定した調査項目の内容や分量を研究協力先との間で調整した。その上で、防犯教室の受講前と受講後の量的調査を実施し、738票を回収した。一方、犯罪対策を講じる上では犯罪等の行為者に関する観点も必要となるため、先行研究における知見を検討し、整理した。
大学生等の在学者に対する質的調査の準備段階として、以前から分担者らが実施してきた質的調査、実践してきた防犯教育や防災ワークショップを手がかりに、防犯教育の場合に課題となる危険認識や危険回避行動に関する論点を整理した。その上で、大学生等に対するインタビュー、ジェンダーの専門家等へのヒアリングを行うとともに、質的調査を分析するための観点や方法論に関する検討を行った。
本年度は、本研究の初年度である。代表者と分担者・研究協力先の会合を開催するとともに、メールや電話等を通じた打ち合わせを行い、以下を実施した。
防犯教室における量的調査の準備段階として、ライフスタイル・日常活動と在学者の被害・防犯行動に関する文献検討を行った。被害や防犯行動との関連が先行研究で見られた要因を中心に、調査項目の策定を行った。研究協力先(千葉、大阪)に現行の防犯教育プログラムの内容や実施状況をヒアリングした上で、策定した調査項目の内容や分量を研究協力先との間で調整した。その上で、防犯教室の受講前と受講後の量的調査を実施し、738票を回収した。一方、犯罪対策を講じる上では犯罪等の行為者に関する観点も必要となるため、先行研究における知見を検討し、整理した。
大学生等の在学者に対する質的調査の準備段階として、以前から分担者らが実施してきた質的調査、実践してきた防犯教育や防災ワークショップを手がかりに、防犯教育の場合に課題となる危険認識や危険回避行動に関する論点を整理した。その上で、大学生等に対するインタビュー、ジェンダーの専門家等へのヒアリングを行うとともに、質的調査を分析するための観点や方法論に関する検討を行った。
- ID情報
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- 課題番号 : 19K02877
- 体系的課題番号 : JP19K02877
この研究課題の成果一覧
絞り込み
論文
2-
都市計画 366 54-57 2024年1月 招待有り筆頭著者
-
犯罪学雑誌 86(2) 57-60 2020年6月 招待有り
MISC
1-
青少年問題 680 10-17 2020年 招待有り
講演・口頭発表等
2-
日本犯罪心理学会第57回大会 2020年 招待有り
-
日本犯罪社会学会第47回大会 2020年