2019年4月 - 2022年3月
精神科看護師の病棟から地域(精神科訪問看護)への移行のプロセスに関する研究
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
研究2年目にあたる2020年度は、研究テーマである「精神科訪問看護」・「看護職の配置転換・転属」に関する文献や、研究テーマに深い関連のある「精神科デイケア・ナイトケア」や「精神科ソーシャルワーク」等の関連文献や先行研究の収集を継続し、その内容を分析した。
また、在宅精神障害者を訪問対象とする訪問看護ステーション及び病院・クリニックの訪問看護部門を研究者が訪問し、各施設の担当者に本研究の主旨や目的、および倫理的配慮等について説明し、了解を得るとともに、今後の調査の進め方について相談し、協力の了解を得た。その後、前出の担当者より研究者が紹介を受けた研究参加候補者と面談し、研究者が文書と口頭で本研究の主旨を説明した上で、同意が得られた20名を研究参加者とし、精神科病棟での勤務経験を経て精神科訪問看護部門に配置転換した後、現在に至るまでの経験について、インタビューガイド(転属の経緯、精神科病棟看護との共通点・相違点、精神科訪問看護でやりがいを感じた体験とその背景、精神科訪問看護で困難を感じた体験とそれへの対処等)に基づき1回60分程度の半構成的面接法により聴取するインタビュー調査を実施した。そのうち2例のインタビューの録音データから作成した逐語録をストラウス・コービン版グラウンデッド・セオリー・アプローチの手法に基づき分析し、考察を行った。その成果は、研究者が所属する精神保健看護の専門学会の学術集会において公表することが確定している。
今後は、既に本研究の調査への協力について同意が得られている研究参加者を対象に、インタビュー調査を継続する予定である。
また、在宅精神障害者を訪問対象とする訪問看護ステーション及び病院・クリニックの訪問看護部門を研究者が訪問し、各施設の担当者に本研究の主旨や目的、および倫理的配慮等について説明し、了解を得るとともに、今後の調査の進め方について相談し、協力の了解を得た。その後、前出の担当者より研究者が紹介を受けた研究参加候補者と面談し、研究者が文書と口頭で本研究の主旨を説明した上で、同意が得られた20名を研究参加者とし、精神科病棟での勤務経験を経て精神科訪問看護部門に配置転換した後、現在に至るまでの経験について、インタビューガイド(転属の経緯、精神科病棟看護との共通点・相違点、精神科訪問看護でやりがいを感じた体験とその背景、精神科訪問看護で困難を感じた体験とそれへの対処等)に基づき1回60分程度の半構成的面接法により聴取するインタビュー調査を実施した。そのうち2例のインタビューの録音データから作成した逐語録をストラウス・コービン版グラウンデッド・セオリー・アプローチの手法に基づき分析し、考察を行った。その成果は、研究者が所属する精神保健看護の専門学会の学術集会において公表することが確定している。
今後は、既に本研究の調査への協力について同意が得られている研究参加者を対象に、インタビュー調査を継続する予定である。
- ID情報
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- 課題番号 : 19K11214
- 体系的課題番号 : JP19K11214
この研究課題の成果一覧
絞り込み
講演・口頭発表等
2-
第31回日本精神保健看護学会学術集会 2021年6月5日
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第31回日本精神保健看護学会学術集会 2021年6月5日