MISC

2019年7月

犬における磁気ナノ粒子を用いたセンチネルリンパ節生検の最適化と臨床応用

乳癌基礎研究
  • 佐伯 亘平
  • ,
  • 池田 凡子
  • ,
  • 桑波田 晃弘
  • ,
  • 金子 美樹
  • ,
  • 関野 正樹
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  • 西村 亮平
  • ,
  • 日下部 守昭
  • ,
  • 中川 貴之

27
開始ページ
25
終了ページ
32
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
乳癌基礎研究会

磁気ナノ粒子トレーサーと磁気プローブを用いた乳癌に対するセンチネルリンパ節生検(SLNB)の確立に向け、実験犬と犬悪性腫瘍自然発症例を用いて磁気ナノ粒子の生体内動態や有用性と有害事象の有無を検討した。実験犬では投与量や時間経過とともにリンパ節への磁気ナノ粒子の蓄積がみられ、蓄積量と磁気プローブ測定値に有意な相関がみられた。犬臨床例では磁気プローブ法の色素法に対する非劣性が示され、小動物に対する磁気プローブ法の応用の可能性が示唆されたとともに、乳癌だけでなく口腔がんなどへの適用の可能性も示唆された。(著者抄録)

ID情報
  • ISSN : 1343-2028
  • 医中誌Web ID : 2020123042

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