安藤 晃
Ando Akira (Akira Ando)
更新日: 01/31
その他
16
表示件数
-
2007年4月 - 2007年4月高速プラズマ流のイオン加速制御を高周波によって行うことを目的として,核融合開発において培われてきたプラズマ制御法やイオン加熱手法を応用すること。
-
2004年4月 - 2004年4月本研究の目的は、サイクロトロンメーザーとして高効率で高調波発振が可能 なペニオトロンの発振実験を行うことである。この技術を利用することにより テラヘルツ領域で数10W以上の出力が出せる高出力テラヘルツ波光源を開発 し、ITERなど核融合プラズマでの計測用光源としてだけでなく、種々の応用研 究の進展に寄与することを目指す。 核融合研究で用いられているジャイロトロンなどサイクロトロンメーザー装 置は容易に高出力の電磁波を得ることができるが、電子サイクロトロン周波数 によって出力周波数が決定されるため、1THz以上の周波数を基本調波で得 るに36テスラ以上の高磁場が必要となり、実用上の高い障壁となっている。 必要な磁場強度を数テスラ程度にするためには高調波動作が必須である。東北 大学で開発されてきたペニオトロンは10倍から20倍高調波でも効率の低下 を招くことが無く、高出力のテラヘルツ波光源として期待され開発実験を行ってきた。しかし、組織換えなどにより発振動作実験に精通した人材が不足し十 分な研究の発展が見込めない。ジャイロトロンの動作やミリ波に関する豊富な 知識と技術の蓄積のある核融合研との共同研究により、開発研究の進展が期待できる。