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2017年

「仕事と子育ての両立支援政策」が想定する政策対象者とは : 内閣府男女共同参画局「仕事と子育ての両立支援策に関する専門調査会」議事録の分析より

人間・環境学
  • 安藤 加菜子

26
開始ページ
239
終了ページ
253
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
京都大学大学院人間・環境学研究科

仕事と子育てを両立させようとする有子女性は, 育児を担うことなく「制限なく働く労働者」として働くか, 育児を担いながら「子育てする労働者」として働くか, という「働き方の葛藤」に直面する. この葛藤は, 従来言われるような「仕事」か「子育て」かの二者択一に単純化できるものではない. しかし, 仕事と子育ての両立にかんする政府の公式見解や政府が展開する政策をみるかぎり, 働き方の葛藤が十分に認識されている様子は見えない. そこで本稿は, このような政策や見解が打ち出される前の段階の, 政策が形成される過程に注目する. 内閣府男女共同参画局に設置された「仕事と子育ての両立支援策に関する専門調査会」の議事録を分析し, 仕事と子育ての両立支援政策が想定する母親のあり方が, 働き方の葛藤を考慮しうるものであったかどうかを考察する.

リンク情報
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/120006537165
CiNii Books
http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN10409834
URL
http://id.ndl.go.jp/bib/028937236
URL
http://hdl.handle.net/2433/235187
ID情報
  • ISSN : 0918-2829
  • CiNii Articles ID : 120006537165
  • CiNii Books ID : AN10409834

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