2020年8月
【RAN翻訳と相分離で紐解くリピート病 くり返し配列の"長さ"が発症の原因となる謎に挑む】DNA、RNAを標的としたポリグルタミン病の新規治療戦略
実験医学
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- 巻
- 38
- 号
- 13
- 開始ページ
- 2191
- 終了ページ
- 2196
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- (株)羊土社
ポリグルタミン病(polyQ病)は、原因遺伝子のエキソン内に存在するCAGリピートの異常伸長により、伸長polyQ鎖を含む変異タンパク質が神経細胞内で凝集する疾患群である。これまで、polyQ病への治療は対症療法によるところが大きかった。しかし、近年の精力的な遺伝子治療研究への取り組みにより、polyQ病に対しても、進行抑制や発症予防につながるような治療アプローチが試みられ、すでにヒトでの臨床試験が行われているものもある。ここでは、アンチセンスオリゴヌクレオチドとCRISPR/Cas9システムを中心に、最近のpolyQ病に対する遺伝子治療研究の動向を概説する。(著者抄録)
- ID情報
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- ISSN : 0288-5514
- 医中誌Web ID : 2020346950