2012年2月
岡山市における在宅緩和ケアの実態調査 ウィニペグ方式の緩和ケアとの比較
緩和医療
- 巻
- 19
- 号
- 1
- 開始ページ
- 73
- 終了ページ
- 77
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- 緩和医療研究会
岡山市における在宅緩和ケアの実態を把握することを目的に、市内の診療所の在宅医へアンケート調査を行い、27名より回答を得た。その結果、1日の訪問患者数、1年間に看取った患者数とも0〜5人がそれぞれ66.7%、70.4%を占め最も多く、ほとんどの医師が外来診療と併行して訪問診療を行っていた。24時間体制の負担については、「負担でない」と回答した医師が51.9%、「負担である」と回答した医師が40.7%であった。また、在宅緩和ケアを推進するために必要なこととして、一般社会への啓蒙、保険制度の問題点、医療費の問題、病院の後方支援、在宅支援強化などが挙げられた。
- ID情報
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- ISSN : 1342-3029
- 医中誌Web ID : 2012250743