2012年
マルチエージェントシステムを用いた商業集積地の発展と規模分布に関する研究:地価変動が商業集積地の発展と分布に与える影響
都市計画論文集
- ,
- 巻
- 47
- 号
- 3
- 開始ページ
- 289
- 終了ページ
- 294
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- 公益社団法人 日本都市計画学会
ウィルソンらはある特定の条件下で、商業集積地の空間構造が急激に変わることを明らかにした。この現象は一種の"相転移現象"と呼べるかもしれない。本論では、空間相互作用モデルをベースにし、人口変動、地価変動、商業集積地の規模の変化の相互作用をモデル化し、その相互作用の結果、形成される商業集積地の平面分布パターンを分析する事を目的とする。そのためにまず、地価の形成要因を分析する。次に地価の影響を考慮したモデルを提案し、マルチエージェントシステムを用いて実験を行い、地価や人口変動が商業集積地の平面的分布に与える影響を分析する。また東京都区部の商業集積地の規模分布を分析しながら、地価を考慮したモデルと従来のモデルを比較する。
- リンク情報
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- CiNii Articles
- http://ci.nii.ac.jp/naid/130004567288
- ID情報
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- ISSN : 0916-0647
- CiNii Articles ID : 130004567288
- identifiers.cinii_nr_id : 9000258298406