2007年 - 2012年3月
視覚の数理モデルと錯視の研究
JST戦略的創造研究推進制度(個人研究型) (個人研究推進事業:さきがけ研究21‐PRESTO)
- 資金種別
- 競争的資金
視覚系の新しい数理モデルを構成し,それを用いて視覚の情報処理のメカニズムを研究する.そのため,視覚機能のモデリングに適した新しいフレームレットの開発も行う.また視覚の数理モデルを用いて錯視発生の計算機シミュレーションを行い,錯視が脳内のどのような視覚情報処理の結果現れるのかを明らかにしていく.上記研究で開発するフレームレットは人間の視覚系をモデルにしているので,その画像工学への応用も新たな可能性を含んでいる.この方面の実用研究も行う.