2013年4月 - 2016年3月
中学校技術・家庭科における森林の育成から利用に至るまでの指導内容に関する研究
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B)
本研究では,中学校技術・家庭科(技術分野)における生物育成技術としての林業の指導内容を検討するため,中学校学習指導要領と教科書の造林に関する学習内容を抽出し,高等学校森林科学教科書の学習内容と比較した。これらを森林を育成する準備段階,生み出す段階,育てる段階,利用段階に分類し,生物育成技術としての「育林」の指導内容を提案した。
さらに,中学生を対象とした人工林での測樹と間伐実習,コンピュータシミュレーションによる森林の3次元表示と収穫表作成の林業実習を行った。その結果,森林構造の理解と収穫量の予測に役立ち,育成に長い期間を必要とする林業について実習を通じた学習が可能となった。
さらに,中学生を対象とした人工林での測樹と間伐実習,コンピュータシミュレーションによる森林の3次元表示と収穫表作成の林業実習を行った。その結果,森林構造の理解と収穫量の予測に役立ち,育成に長い期間を必要とする林業について実習を通じた学習が可能となった。
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- ID情報
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- 課題番号 : 25282036
- 体系的課題番号 : JP25282036