基本情報

所属
長崎大学 熱帯医学研究所 准教授

ORCID iD
 https://orcid.org/0000-0003-1707-5319
J-GLOBAL ID
202001016400065268
researchmap会員ID
R000004589

大学卒業を機にイギリス、ニュージーランド、カナダなどで獣医疫学研究者となるトレーニングを受けてきました。

古典的な疫学調査や統計解析を用いて質の高いエビデンスを作り出すことはもちろん、エビデンスをいかに活用していくかを重視しImpelmentation Science分野の研究も行っています。医学知見を活かすには、人間が持つ「病気」「健康」という概念を理解することが必須です。そのために医療人類学のような質的研究も行っています。

現在はカンボジアをフィールドとして、家畜のみならず愛玩動物の感染症対策や薬剤耐性菌問題に強い関心があります。特にカンボジアにおける人獣共通感染のサーベイランスを家畜及び愛玩動物について行うための階段作りに注力しています。時に自身も獣医療の臨床現場に立ちつつ、現地の医療関係者と連携しながら、未来におけるより良い人間・動物・環境の関係をつくるための一助となることを目的としています。

また2025年から日本・アジア圏におけるマダニ感染症のSFTS研究をネコ・人両方の側面から進めています。動物と人の調和と効果的な感染症コントロールを両立した感染症対策へ提言を行うことを目指しています。よって感染症の生物学的な側面だけでなく地域・文化に密着した人と動物の関係性の理解を重要視して研究しております。

 

現在進行中のプロジェクト

(1) カンボジアにおけるパンデミックを起こす可能性のある豚インフルエンザの豚及び人集団内での浸潤状況の調査およびリスク集団・リスク因子の探求(アウトプット PNAS 2023 120 (33), Emerging Infectious Diseases 2024 30 (12)

(2) カンボジアにおけるアフリカ豚熱の疫学調査、遺伝子解析、および豚農家がアフリカ豚熱について行う行動に対する人類学的調査(アウトプット 査読中)

(3) カンボジアの獣医大学RUAの疫学・公衆衛生教育を向上させるプロジェクト(アウトプット Journal of Veterinary Medical Education 2024

(4) カンボジア首都のプノンペンの愛玩動物の感染症の疫学調査の地盤づくり

(5) 長崎県および九州におけるSFTSの疫学研究、ネコにおけるSFTS感染環の解明、そして動物と人の調和を担保できる感染症対策実現への提言

(6) シンガポールにおける野犬・地域ネコと人との関わり、およびそれが感染症伝播に与える影響の評価


主要な論文

  39

MISC

  12

共同研究・競争的資金等の研究課題

  3