2017年
QUESTにおける高温壁を用いた水素リサイクリングの壁温依存性評価
日本物理学会講演概要集
- 巻
- 72
- 号
- 0
- 開始ページ
- 978
- 終了ページ
- 978
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- DOI
- 10.11316/jpsgaiyo.72.1.0_978
- 出版者・発行元
- 一般社団法人 日本物理学会
<p>球状トカマク装置QUESTには、壁温を制御するための高温壁が設置されている。高周波を用いた長時間維持プラズマにおいて水素リサイクリングの壁温依存性が調べられ、壁飽和時の水素放出束が吸蔵された粒子数の2乗に比例し、その比例係数が温度依存性を持つことが示された。これは水素リサイクリングによる水素放出束が水素バリアモデル(再堆積層と母材間に拡散バリアが存在しているとするモデル)で説明できることを示している。講演では磁場配位の依存性についても言及する予定である。</p>
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.11316/jpsgaiyo.72.1.0_978
- CiNii Articles ID : 130006711989