2016年 - 2018年
楽曲と歌詞の離散構造
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 特設分野研究
- 課題番号
- 16KT0136
- 体系的課題番号
- JP16KT0136
- 担当区分
- 研究代表者
- 配分額
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- (総額)
- 4,680,000円
- (直接経費)
- 3,600,000円
- (間接経費)
- 1,080,000円
- 資金種別
- 競争的資金
音楽の数学的性質を離散数学の立場から調べた。和音が表す音の組み合わせは辺着色されたグラフとして表される。また楽曲の進行もグラフで表現できるが、歌詞を音の遷移を表す辺につけられた色と解釈することで、やはり辺着色されたグラフにモデル化される。本研究はこうした辺着色されたグラフの禁止部分グラフの極大元を特定する手法を確立した。また、楽曲におけるショートカットはサイクルの弦と考えられる。そこでサイクルの中の弦の分布を調べ、辺密度が十分大きいグラフに指定された長さのサイクルがあれば、弦を含む同じ長さのサイクルが存在することを示した。
- ID情報
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- 課題番号 : 16KT0136
- 体系的課題番号 : JP16KT0136