論文

査読有り
2017年3月

科学的な「読み」を実現する支援の要素に関する理論の構築と実践研究 小学校における「空気」の出前授業と図書の時間連携の理科読事例の分析

学校図書館学研究
  • 原口るみ
  • ,
  • 大貫麻美
  • ,
  • 土井美香子

19
開始ページ
5
終了ページ
16
記述言語
日本語
掲載種別
研究論文(学術雑誌)
出版者・発行元
日本学校図書館学会

小学校第4学年の児童を対象とした「空気」に関する学習を事例とした分析から、こどもたちの科学的な「読み」を実現するための要素に、1.物理的近さ、2.心理的近さ、3.タイミング、4、コミュニケーションの4つがあることを明らかにした。事例では、外部講師による出前授業が興味・関心を高め(心理的近さ)、出前授業内で面陳された本との出会い(物理的近さ)や外部講師によるブックトークへの参加(コミュニケーション)が適切なほんとの出会いを創出することや、子供たちが本を読むための「図書の時間」を教師と学校司書が協働して設定すること(コミュニケーション+タイミング)が、こどもたちに科学的な「読み」の実現をもたらしていた。