基本情報

所属
京都大学 統合環境学設計論分野・地域資源計画論分野 助教
総合地球環境学研究所 共同研究員
学位
博士(地球環境学)(京都大学)
修士(地球環境学)(京都大学)
学士(農学)(京都大学)

J-GLOBAL ID
201501015046876443

外部リンク

幼少時より昆虫をはじめとする生き物と、それらが生息する自然環境に慣れ親しんできました。研究者として進路を考えたとき、生き物の研究をするのか、生き物をとりまく環境を研究するのか悩んだ末後者を選択しました。「人が使うことで維持されてきた環境」を現代の枠組みの中でどう維持していくかが研究活動の根幹の視点となっています。これを実現するために手法を限定せずに取り組んでいます。環境研究は「総合格闘技」とも言われますが、まさに狭い学問領域にとらわれない広い視野をもった研究活動を行っていきたいと思います。
2015年3月に大学院での研究成果をまとめた書籍を発行いたしました。ラオスという地域を題材に、地域研究を志す大学院生を読者に想定した指南書となっています。
2015年6月より、慣れ親しんだ京都大学を出て、総合地球環境学研究所に在籍しています。「総合」とは「広く浅く」ではなく「多方面から深く切り込む」ことだということを、所内外・プロジェクト内外の研究者との交流を通じて学んでいます。主な対象地域は琵琶湖・ラグナ湖(フィリピン)とその集水域です。また、対馬での人と環境のつながりの研究も続けています。
2016年は里地里山の環境を生活者の視点で「測り」「考え」「改善する」ための「地域の環境ものさし」に関する研究を行いました。題材として対象地域の環境や農業の特徴、お年寄りの声をもとに、ニホンアカガエルの卵塊を選びだし、卵塊の調査方法の検討、卵塊地図の作成とGISを用いた産卵の要因分析を行いました。その結果は対象地域の農家さんへ還元し、農地管理の方法へのフィードバックが行われました。その結果,翌年以降の環境保全活動の拡大がみられました。これらの成果は論文「『地域の環境ものさし』による生物多様性保全活動の推進」に詳しく紹介しています。
2017年7月より,滋賀県琵琶湖環境科学研究センターに着任しました。社会経済活動における生物多様性保全をいかに推進していくか,多様な主体の連携を支え保全活動を継続するにはどうすればよいのかを探っています。2018年からは地域の保全活動が生きものに影響を及ぼす範囲を探るべく,遺伝子解析の手法を習得しています。
2019年9月より,京都大学大学院地球環境学堂に異動しました。研究のみならず教育にも力を入れていきたいと思います。

その他

  2

論文

  24

MISC

  8

講演・口頭発表等

  97

共同研究・競争的資金等の研究課題

  5

社会貢献活動

  19

メディア報道

  1