2020年7月 - 2021年3月
教育学部附属小学校における通級指導教室モデルの開発
高知大学 令和2年度学長裁量経費
- 担当区分
- 研究分担者
- 配分額
-
- (総額)
- 1,000,000円
- (直接経費)
- 1,000,000円
- (間接経費)
- 0円
- 資金種別
- その他
教育学部附属小学校の「機能強化」をするため、障害に応じた特別の指導(通級による指導)が必要な児童の教育的ニーズに応じた指導(自立活動)を実施する通級指導教室を新たに設置し、通級指導教室の運用法・利用する児童生徒の自立活動を中心とした個別の指導計画の作成と実施・通常学級との連携法等を研究する中で、通級指導教室で対象となる児童への自立活動の指導成果やその児童が在籍する通常級での「教育改善」により、当該児童への「教育の質保証」を検証していく。質の高い通級指導教室のモデルを高知県内に漸次設置されていく小学校に向けて示すことで、高知県の喫緊の教育課題である通級指導教室の質の担保ができ、それはSDGsが掲げている「脆弱層の子どもの質の高い教育や効果的な学習環境を形成する」ことに寄与できる。学士課程教育としては、通級指導教室での自立活動の指導補助に、教育学部学生が参画することによって、小・中学校教諭を目指す学生に必要な特別支援教育の知識・技能を形成することができ、学士課程教育の「教育の質保証」に寄与する。