講演・口頭発表等

ナトリウム-水反応現象解析コードSERAPHIMの高度化; 非構造格子用解析手法の適用

日本原子力学会2017年春の年会
  • 内堀 昭寛
  • ,
  • 渡部 晃*
  • ,
  • 高田 孝
  • ,
  • 大島 宏之

開催年月日
2017年3月
記述言語
日本語
会議種別
開催地
平塚
国・地域
日本

Na冷却高速炉の蒸気発生器において伝熱管破損時に形成される隣接伝熱管周りのウェステージ環境を評価するため、Na側で生じる圧縮性多成分多相流及びNa-水化学反応を対象とした機構論的数値解析コードSERAPHIMを開発している。従来のSERAPHIMコードは差分法を用いているが、本研究では、伝熱管の存在する複雑形状領域に対して解析精度を向上することを目的に非構造格子に対応した解析手法を開発し、SERAPHIMコードに組み込んだ。組み込み後SERAPHIMコードにより不足膨張噴流実験の解析を実施した結果、解析結果における圧力分布が実験結果と一致することを確認した。また、Na中へ水蒸気が噴出する現象を対象とした試解析も実施し、妥当と考えられる解析結果を得た。

リンク情報
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5058800