論文

査読有り
2019年1月

ナトリウム-水反応現象に対する非構造格子解析手法の開発

Nuclear Technology
  • 内堀 昭寛
  • ,
  • 渡部 晃*
  • ,
  • 高田 孝
  • ,
  • 大島 宏之

205
1-2
開始ページ
119
終了ページ
127
記述言語
英語
掲載種別
DOI
10.1080/00295450.2018.1499323

ナトリウム冷却高速炉の蒸気発生器におけるナトリウム-水反応現象を評価するため、圧縮性多成分多相流及びNa-水化学反応を対象とした数値解析コードSERAPHIMを開発している。従来のSERAPHIMコードは差分法を用いているが、本研究では、伝熱管の存在する複雑形状領域に対して解析精度を向上することを目的に非構造格子に対応した解析手法を開発した。解析手法妥当性確認の一環として不足膨張噴流実験の解析を実施した結果、解析結果における圧力分布やマッハディスクの形成位置が実験結果と一致する結果を得た。また、Na中へ水蒸気が噴出する現象を対象とした解析を実施し、実現象に対する適用性を確認した。

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.1080/00295450.2018.1499323
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5063532
ID情報
  • DOI : 10.1080/00295450.2018.1499323
  • ISSN : 0029-5450

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