講演・口頭発表等

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2005年10月9日

ナラティブアプローチを使った教材開発

日本科学教育学会研究会研究報告
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  • 吉川厚

記述言語
日本語
会議種別

教育機関や企業内では、様々な学習手段を使って知識の獲得がおこなわれている。しかし、せっかく得た知識を"いつ"、"どのように"使うのかを学ぶことは大変難しい。従来、企業内では、知識の獲得のためにOJTが利用されてきた。しかしOJTにおいても、学ぶべき手がかりがないことが多く、かなり長い年月をかけてやっと必要とされる知識が習得できる。このような状況を踏まえ、新たな知識獲得の学習手段として、ナラティブアプローチを使った教材の開発を行った。これは、マンガを使ってリアルな一つの物語を描写し、加えてストーリーや場面の中に埋め込まれたビューポイントを見つけながら読むものである。これを読んだ後に、グループ形式の討議でおこなうことで、知識を"いつ"、"どのように"使うかを含めた効果的な学習を促進することができた。

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URL
http://ci.nii.ac.jp/naid/110004027136