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Aug, 2015

中学数学における時系列データを基にした判断を行う授業に関する研究(2)―グループの発表内容をどの程度他の生徒は評価しているか―

日本科学教育学会年会論文集(CD-ROM)
  • 西仲則博
  • ,
  • 吉川厚

Language
Japanese
Presentation type

<p>近年のデータ解析の重要性から鑑みて,中学校数学に時系列データに関する内容の導入を考えることは重要であると考える.しかし,時系列データの解析についての授業法や教材の開発,生徒の反応等についての研究は少ない.本研究は,新たに開発した教材を用いた授業を基にして,グループの発表について他の生徒はそれをどの程度評価するのかを捉えることにある.結果として,生徒たちは,概ね納得していたという数値がでた.しかし,判断基準として用いた「年々減少する」という言葉で,「局所的な変化」,「大まかな傾向の中での変化」の二つの解釈が出た.それにより,時系列データの解釈や判断に違いが出て,生徒の納得の困難さを引き出した.</p>

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URL
http://jglobal.jst.go.jp/public/201602234039007930
URL
https://doi.org/10.14935/jssep.39.0_87 Open access