2012年8月 - 2014年3月
インフルエンザウイルスRNP複合体の機能制御に関わる宿主因子の同定と機能解析
日本学術振興会 科学研究費助成事業 研究活動スタート支援
インフルエンザウイルスRNP複合体は、核内で複製後、細胞質に輸送されて細胞膜からウイルス粒子として出芽する。しかし、ウイルスRNP複合体の細胞内動態を制御する機能分子は明らかにされていない。本研究では、YB-1を新規ウイルスRNP結合宿主タンパク質とし、YB-1はウイルスRNP複合体を微小管上にリクルートする活性をもつことを明らかにした。また、高病原性株と低病原性株のウイルスポリメラーゼ活性の違いを生化学的に明らかにした。
- ID情報
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- 課題番号 : 24890029
- 体系的課題番号 : JP24890029