MISC

2011年2月

DEPSフレームワークにおける最悪実行時間と平均消費エネルギーのタスク内解析手法

電子情報通信学会技術研究報告
  • 川島 裕崇
  • ,
  • 曾 剛
  • ,
  • 渥美 紀寿
  • ,
  • 立松 知紘
  • ,
  • 高田 広章

110
432(VLD2010 116-147)
開始ページ
19
終了ページ
24
記述言語
日本語
掲載種別
機関テクニカルレポート,技術報告書,プレプリント等
出版者・発行元
電子情報通信学会

本論文では,DEPS(Dynamic Energy Performance Scaling)を用いた低消費エネルギーソフトウェア開発の工程として必要とされる,単一タスクを対象とした最悪実行時間と平均消費エネルギーの解析手法を紹介する.DEPSは電源電圧と動作周波数を動的に制御するDVFS(Dynamic Voltage Frequency Scaling)を一般化したものであり,ハードウェア構成(コンフィグレーション)を,ハードウェア構成の変更点(チェックポイント)において適切に切り替えることによって,システムの平均消費エネルギーを最小化することを目指している.適切なコンフィグレーション切替を行うためには,エネルギー効率の良いコンフィグレーションの組合せと,そのときの最悪実行時間,平均消費エネルギーを知っておく必要がある.本論文では,これらの組合せの中からエネルギー効率のよいコンフィグレーションの組合せを短時間で抽出する手法を提案する.

リンク情報
J-GLOBAL
https://jglobal.jst.go.jp/detail?JGLOBAL_ID=201102248354949751
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/110008689536
共同研究・競争的資金等の研究課題
ソフトウェアとハードウェアの協調による組込みシステムの消費エネルギー最適化
ID情報
  • ISSN : 0913-5685
  • J-Global ID : 201102248354949751
  • CiNii Articles ID : 110008689536
  • identifiers.cinii_nr_id : 9000004552093

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