2017年4月 - 2020年3月
統合ネットワークによる遺伝子機能予測モデルの高精度かつ持続的な構築法の開発
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
本研究課題では、遺伝―環境相互作用の解明とその植物生理を深く理解するため、様々な分子群に関するオミックスデータおよび知識の統合を試みた。主な成果として(1)統合すべきオミックスデータの評価と、より高い信頼性のある遺伝子機能予測法の開発を進めた。(2)遺伝子間の関連性推定には、ピアソン相関のみならず、相互情報量に基づく統計量を利用した複雑な遺伝子制御ネットワークの推定を検討した。(3)遺伝子―遺伝子間の機能的関連性を定量化・予測するためのネットワークモデル構築法の一部としてdifferential regulation analysisにより転写因子等の制御因子予測を行うことを可能とした。
- ID情報
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- 課題番号 : 17K07663