2014年4月 - 2018年3月
グローバル化時代における包摂的な教育制度・行政システムの構築に関する国際比較研究
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 基盤研究(B)
グローバル化する現代においては、日本でも海外でも早期離学が大きな問題となっている。本研究では子ども・若者の教育機会を保障する教育制度・行政の構築について、日本、韓国、フィンランド、デンマーク、カナダを主な対象国として国際比較調査を行った。日本やデンマーク・フィンランドの調査では、教育支援とともに福祉・ユースワーク等の支援が教育保障に重要であることが観察された。またフィンランドのJOPO、デンマークのコペンハーゲン市立青年学校、韓国の代案学校、日本の夜間中学校など、既存学校とは別の学びの場が発達しつつあった。総合的な支援行政の構築と代替的・補償的な学びの場の拡充が共通する動向として確認された。
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- 課題番号 : 26285169
- 体系的課題番号 : JP26285169
この研究課題の成果一覧
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論文
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横井敏郎編『グローバル化時代における包摂的な教育制度・行政システムの構築に関する国際比較研究』(2014~2017 年度日本学術振興会科学研究費補助金基盤研究(B)(一般)研究成果報告書(課題番号26285169)) 169-177 2019年12月