共同研究・競争的資金等の研究課題

2019年4月 - 2022年3月

胃上皮オルガノイドを用いた平面内細胞極性動態解析系の創出による胃発がん機序の解明

日本学術振興会  科学研究費補助金  基盤研究(C)
  • 代表_髙橋 昌史

課題番号
19K05945
体系的番号
JP19K05945
担当区分
研究代表者
配分額
(総額)
4,290,000円
(直接経費)
3,300,000円
(間接経費)
990,000円
資金種別
競争的資金

ピロリ菌のがんタンパク質CagAが、Wnt-平面内細胞極性シグナルを撹乱することを明らかにした。CagAによる平面内細胞極性シグナルの撹乱は、CagAのN端側ドメインと平面内細胞極性シグナルのコア分子の結合が重要であった。 頂底細胞極性の制御キナーゼPAR1bの基質としてBRCA1を同定した。CagAはPAR1bの活性を阻害することで、BRCA1の核内移行を阻害し、DNA損傷の相同組換え修復を抑制した。 ヒトのYAP1遺伝子は選択的スプライシングにより8種のアイソフォームを発現する。第6エキソンに対応する領域を持つYAP1と持たないYAP1の間で、造腫瘍性活性が異なることを明らかにした。

リンク情報
URL
https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-19K05945/
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-19K05945
ID情報
  • 課題番号 : 19K05945
  • 体系的番号 : JP19K05945

この研究課題の成果一覧

論文

  3

MISC

  2

書籍等出版物

  1

講演・口頭発表等

  12

メディア報道

  31