論文

2018年10月

骨導音センシングシステムを用いた足関節の振動伝搬解析

臨床バイオメカニクス
  • 池田 篤俊
  • ,
  • 小杉 真一
  • ,
  • 田中 康仁

39
開始ページ
247
終了ページ
251
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
日本臨床バイオメカニクス学会

本稿は、歩行中の足関節角度および剛性を非侵襲で同時計測するための骨導音センシングシステムの開発を目的として、足関節の底背屈運動および歩行における骨導音の伝搬特性解析について報告する。骨導音センシングの原理について説明し、システム構成であるハードウェアとソフトウェアについて述べる。荷重をかけない状態での底背屈運動と歩行の2種類の動作における骨導音を計測し、周波数解析を行った。骨導音センシングシステムの構成および実験方法について説明し、足関節の底背屈運動および歩行動作における骨導音伝搬を計測した。実験結果より、足関節の底背屈運動の計測において、底背屈位と振動パワーの増減に関連があることが認められた。歩行の計測においては、足関節の底背屈位と振動パワーの増減に関係を認めることができず、足関節の剛性変化の影響が大きい可能性が得られた。(著者抄録)