共同研究・競争的資金等の研究課題

2017年4月 - 2023年3月

補助化学療法を受ける肺がん患者の倦怠感セルフマネジメント促進プログラムの臨床評価

日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(C)  基盤研究(C)

課題番号
17K12271
体系的課題番号
JP17K12271
配分額
(総額)
3,640,000円
(直接経費)
2,800,000円
(間接経費)
840,000円

令和3年度には、4段階の研究計画のうち、次のことを実施した。
1.②臨床看護師による「倦怠感セルフマネジメント促進プログラム」のプレテスト
1研究施設で術後補助化学療法を受ける肺がん患者2名に対して実施した。その結果、プログラムの有効性については、倦怠感の程度を表すCancer-Fatigur Scaleの数値は、介入前から介入中にかけて一旦高くなり、その後、介入後にかけて介入前の数値程度に低下する傾向が認められた。客観的身体機能の程度を表す身体活動量は増加し、QOLの程度を表すSF-36では身体機能、全体的健康観、心の健康などのスコアが増加した。プログラムの実用性については、プレテストの対象者は6週間の介入と4週間のフォローアップをほぼプログラム通りに遂行し、事故の発生はなかった。介入を担当した1名の臨床看護師は、昨年度、簡略化を図った記録用紙を用い、これについて記録の負担が減ったと回答した。プログラムの有用性については、対象者は体力がついた、楽に動けるなどの感想を述べた。結果より、本プログラムが肺がん患者にとって、倦怠感の悪化を防ぎ、身体機能や心の健康の回復において有益であること、および介入者である臨床看護師にとって、業務の範囲内で実施可能であり、記録に係る負担が軽減したことから、臨床適用が可能なものであると考えられた。これに伴い、プログラム適用ツールの再修正は不要と判断された。
2.③プログラムの臨床適用と評価
1研究施設において対象選定を開始した。

リンク情報
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-17K12271
ID情報
  • 課題番号 : 17K12271
  • 体系的課題番号 : JP17K12271