2013年4月 - 2016年3月
ナノフォトニクス、画像認識技術、金属錯体の融合による菌類同定システム研究
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(A) 基盤研究(A)
菌類の同定は寒天培地などを用いて数日培養し増殖させるのが一般的である。もし1個体の菌を検出同定できれば、培養の手間と時間を大幅に短縮できることになり、食中毒の診断、初動を劇的に早くすることができる。本研究では菌類に選択的に結合する金属錯体を用いて、菌類の形状と発光を光記録技術により記録させた。記録させた情報をパターン認識技術により、様々な菌類の形状と発光特性を学習させ、1個体の菌でも同定を可能にした。光記録、錯体化学、パターン認識という3つの異分野を融合し、斬新な技術を開発することにより、菌類の迅速同定技術を開発するのみでなく、食中毒患者への迅速な治療を可能にする検出技術を提案するできた。
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- 課題番号 : 25246033
- 体系的課題番号 : JP25246033
この研究課題の成果一覧
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論文
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Japanese Journal of Applied Physics 60(3) 038001-038001 2021年2月15日 査読有り筆頭著者責任著者
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Japanese Journal of Applied Physics 57(8) 088003-088003 2018年7月3日 査読有り筆頭著者責任著者
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JAPANESE JOURNAL OF APPLIED PHYSICS 56(5) 2017年5月 査読有り筆頭著者責任著者