共同研究・競争的資金等の研究課題

2016年4月 - 2019年3月

ヒト誘導多能性幹細胞を用いた遺伝性筋疾患の創薬研究のための基盤技術の開発

日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(C)  基盤研究(C)

課題番号
16K09988
体系的課題番号
JP16K09988
配分額
(総額)
4,550,000円
(直接経費)
3,500,000円
(間接経費)
1,050,000円

iPS細胞は適切な培養条件におくことで身体を構成する様々な細胞に変化するが、反面、統制が難しく様々な性質の細胞が混在することで実験のばらつきを生じやすい。本研究では骨格筋疾患に対する創薬事業へのiPS細胞の活用のため、iPS細胞の様々な維持培養条件がその後の骨格筋細胞への分化効率へ与える影響について比較検討した。iPS細胞の維持培養条件、特に細胞接着の足場となる細胞外マトリクスの違いが、その後の骨格筋細胞の形成・維持に大きく関係することがわかった。この研究を進めることでiPS細胞を創薬研究に利用するための基盤を構築することが概ね可能と考えられる。

リンク情報
URL
https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-16K09988/16K09988seika.pdf
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-16K09988
ID情報
  • 課題番号 : 16K09988
  • 体系的課題番号 : JP16K09988