2016年4月 - 2019年3月
ウェアラブル端末を用いた心不全遠隔支援プログラムの開発
日本学術振興会 科学研究費助成事業 挑戦的萌芽研究 挑戦的萌芽研究
増加する心不全患者に着目し、ウェアラブル端末での遠隔医療を目指してデータの取得可能性、装着継続可能性について調査した。高齢者には環境設定やアプリケーション側の保守での難易度が高く、市販のウェアラブル端末を使用した遠隔医療には、相当な人的サポートを要することが判明した。しかし、ウェアラブル端末のデータは送信することができれば分単位で得られるため、変化点検知や時系列解析に耐えうるデータ量の確保は可能であることが示された。入手容易なウェアラブル端末での遠隔支援を検討したが、様々なユーザーを想定した市販のウェアラブル端末では限界があり、特定の対象者に応用的な使用をするためには今後も検討が必要である。
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- 課題番号 : 16K15910
- 体系的課題番号 : JP16K15910