佐原彩子 (Ayako SAHARA) - マイポータル

基本情報

所属: 共立女子大学国際学部准教授

学位: Ph.D(University of California, San Diego)

J-GLOBAL ID: 201401016731512541
researchmap会員ID: B000236710

外部リンク: http://kaken.nii.ac.jp/d/r/70708528.ja.html

2001年3月立命館大学史学科西洋史学専攻卒業
2001年4月東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究博士前期課程入学
2004年3月東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究修士号取得
2004年4月東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究博士後期課程進学
2006年9月カリフォルニア大学サンディエゴ校エスニックスタディーズ学科博士課程入学
2012年3月カリフォルニア大学サンディエゴ校エスニックスタディーズ学科博士号取得
2013年4月東京大学アメリカ太平洋地域研究センター特任研究員
2014年4月大月市立大月短期大学助教
2017年4月大月市立大月短期大学准教授
2021年4月共立女子大学国際学部准教授

研究キーワード

研究分野

人文・社会 / 地域研究 /

経歴

2021年4月 - 現在

共立女子大学, 国際学部, 准教授
2017年4月 - 2021年3月

大月市立大月短期大学, 経済科
2014年4月 - 2017年3月

大月市立大月短期大学, 経済科
2013年4月 - 2014年3月

東京大学, アメリカ太平洋地域研究センター, 特任研究員
2012年5月 - 2013年3月

東京大学, 大学院・総合文化研究科, 研究員

学歴

2006年9月 - 2012年3月

カリフォルニア大学サンディエゴ校
2001年4月 - 2008年8月

東京大学, 大学院総合文化研究科, 地域文化研究専攻
1996年4月 - 2001年3月

立命館大学文, 文学部, 史学科西洋史学
1998年4月 - 1999年3月

ベトナム国家大学ホーチミン市校, 人文社会科学大学

論文

Sharing the Travail of Reeducation Camps, Expelling the Betrayer: The Politics of Deportation in a Vietnamese American Community

Ayako Sahara

The Japanese Journal of American Studies (31) 111-131 2020年6月査読有り
「人道」から「セキュリティ」へ : 対テロ戦争時代の難民排斥 (2017年度国際言語文化研究所連続講座越境する民 : 接触/排除) -- (第2回アメリカ合衆国の国境の現在 : 難民,強制送還,移民制度と「排出」メカニズム)

佐原彩子

立命館言語文化研究 30(1) 39-49 2018年10月
合衆国難民政策の人道主義と新自由主義的世界秩序 : インドシナ難民受け入れを事例に (2015年度歴史学研究会大会報告環境から問う帝国/帝国主義) -- (現代史部会「難民」をめぐる国際政治と「人道主義」)

佐原彩子

歴史学研究 = The journal of historical studies (937) 149-158 2015年10月
冷戦政策としての人道主義 : 70年代後半からのアメリカのインドシナ難民救済活動 (特集それぞれの戦後 : アメリカとベトナム)

佐原彩子

アメリカ太平洋研究 = Pacific and American studies 14 38-46 2014年3月
自立を強いられる難民 : 1980年難民法成立過程に見る｢経済的自立｣の意味 (特集ポスト公民権時代のアメリカ)

佐原彩子

アメリカ史研究 37(37) 60-78 2014年査読有り
想像/創造される「非市民」 : 近年のアメリカ移民政策における｢市民にふさわしくない存在｣の｢犯罪者｣化 (特集人口動態の社会的影響)

佐原彩子

海外事情 61(4) 62-80 2013年4月
Theater of Rescue : Cultural Representations of U. S. Evacuation from Vietnam

佐原彩子

The Journal of American and Canadian Studies (30) 55-84 2013年3月31日査読有り
日本における「インドシナ難民」概念の問題点

佐原彩子

移民研究年報 (19) 51-67 2013年3月査読有り
帝国主義政策としての難民救済--ベトナム戦争終結においてOperations New Life/Arrivalが果たした役割

佐原彩子

アメリカ史研究 (33) 91-109 2010年査読有り
さまざまなベトナム戦争--反共・反政府運動から見えてくるもの

佐原彩子

アメリカ太平洋研究 5 119-134 2005年3月査読有り

MISC

書評大津留(北川)智恵子著『アメリカが生む/受け入れる難民』

佐原彩子

アメリカ太平洋研究 = Pacific and American studies 18 172-177 2018年3月
28年度施行カリキュラムにおける「教養演習」の改革(2)

山田大介, 藤城浩子, 佐原彩子, 渡邊浩史, 冨田知世

大月短大論集 (48) 47-70 2017年3月
28年度施行カリキュラムにおける「教養演習」の改革(1) (創立60周年記念論文集)

山田大介, 藤城浩子, 佐原彩子, 渡邊浩史

大月短大論集 (47) 15-42 2016年3月

書籍等出版物

現代アメリカ政治外交史 : 「アメリカの世紀」から「アメリカ第一主義」まで

青野, 利彦, 倉科, 一希, 宮田, 伊知郎 (担当:分担執筆, 範囲:「第5章非民主的政治外交の展開とその限界―リチャード・M・ニクソン、ジェラルド・R・フォード」133-160頁)

ミネルヴァ書房 2020年5月 (ISBN: 9784623088096)
歴史のなかの人びと : 出会い・喚起・共感

樋口, 映美 (担当:分担執筆, 範囲:「母が子どもを手放すとき―ベトナム戦争と国際養子縁組」140-150頁)

彩流社 2020年4月 (ISBN: 9784779126666)
引揚・追放・残留 : 戦後国際民族移動の比較研究

蘭, 信三, 川喜田, 敦子, 松浦, 雄介 (担当:分担執筆, 範囲:「６章難民支援戦略の起源」146-169頁)

名古屋大学出版会 2019年12月 (ISBN: 9784815809706)
世界の難民をたすける30の方法

滝澤, 三郎 (担当:分担執筆, 範囲:「6章トランプ大統領は難民をどのように考えているのか」32-35頁)

合同出版 2018年5月 (ISBN: 9784772613538)
難民問題と人権理念の危機 : 国民国家体制の矛盾

人見, 泰弘, 伊豫谷, 登士翁, 駒井, 洋, 山岡, 健次郎, 栗本, 英世, 錦田, 愛子, 佐伯, 奈津子, 岡崎, 彰(社会人類学), 久保, 忠行, 今井, 宏平, 久保山, 亮, 橋本, 直子, 佐原, 彩子, 宮脇, 幸生, 古屋, 博子, 三谷, 純子, 須永, 修枝, 石川, 美絵子

明石書店 2017年5月 (ISBN: 9784750345222)
「ヘイト」の時代のアメリカ史 : 人種・民族・国籍を考える

兼子, 歩, 貴堂, 嘉之 (担当:分担執筆, 範囲:「アメリカ難民政策の問題点」257-278頁)

彩流社 2017年2月 (ISBN: 9784779122927)
難民を知るための基礎知識 : 政治と人権の葛藤を越えて

滝澤, 三郎, 山田, 満, ミョウ・ミン・スウェ, 山本, 剛, 堀江, 正伸, 人見, 泰弘, 鳥井, 淳司, 佐藤, 滋之, テュアン・シャンカイ, 橋本, 直子, 佐原, 彩子, 酒井, 亮圭, 尾関, 花保, 山本, 哲史

明石書店 2017年1月 (ISBN: 9784750344164)
現代アメリカのキーワード

矢口, 祐人, 吉原, 真里 (担当:共訳, 範囲:52-57頁)

中央公論新社 2006年8月 (ISBN: 4121018575)

講演・口頭発表等

冷戦人道主義の逆説

佐原彩子

シンポジウム「難民が開く日本社会」 2019年11月9日招待有り
Criminalization of Foreign Bodies in Japan

Ayako Sahara

The Migration Conference 2019年6月19日
ベトナム難民に対する強制送還：人道的救済の変容と強制送還レジームの拡大

佐原彩子

中央大学公開研究会 2019年2月22日招待有り
共感による難民受け入れの限界：国際救済委員会（IRC）の活動を中心に

佐原彩子

アメリカ史学会シンポジウムB「ヘイトの時代に考える」 2018年9月23日招待有り
冷戦政策としての人道主義：70年代後半からのアメリカのインドシナ難民救済活動

佐原彩子

シンポジウム「それぞれの戦後―アメリカとベトナム」 2013年招待有り
「再会の地」アメリカ：ベトナム難民の再会をめぐる語りとその政治的意味

アメリカ史学会年次大会 2013年日本アメリカ史学会
「サイゴン・カウボーイズ」によるインドシナ難民救済：道義的責任の継続とその意味の変容

佐原彩子

アメリカ史学会例会 2013年日本アメリカ史学会
想像/創造される故国：ベトナム系アメリカ人コミュニティとベトナム共和国（旧南ベトナム）

佐原彩子

シンポジウム移民と故郷 2012年
日米インドシナ難民政策にみる人種化された難民像

佐原彩子

アメリカ学会年次大会 2011年日本アメリカ学会
Operations New Life/Arrivalsの生政治―合衆国の『インドシナ難民』政策

佐原彩子

アメリカ史学会年次大会 2009年日本アメリカ史学会
(Re)emergence of Japan’s Civilizing Mission through the Admission of Indochinese Refugees

Ayako Sahara

Annual Conference of Association for Asian Studies
The Figure of the Transpacific Refugee as U.S. Imperial Practice

Ayako Sahara

Critical Ethnic Studies and the Future of Genocide
Politics of Rescue:? U.S. Refugee Policy on Indochina and U.S. Hegemony in Asia

Ayako Sahara

Annual Conference of the Asian Studies Conference in Japan
Refugee and Resettlement Camp of Operations New Life/ Arrivals as a Borderland and Site for Producing Provisional Immigrant Subjects

Ayako Sahara

Annual Conference of National Association of Ethnic Studies
U.S. Moral Empire in Asia: Political Symbolic Value of the Refugee Figure

Ayako Sahara

Crossing Borders Conference
Displacement by War: South Vietnamese Experiences of Refugee Camps

Ayako Sahara

Southeast Asian Studies in Diaspora Conference
Turning Allies to Refugees: Meaning of the US Refugee Policy at the End of the Vietnam War

Ayako Sahara

Crossing Borders Conference

共同研究・競争的資金等の研究課題

冷戦期アメリカのキューバ・インドシナ難民受け入れと「サバイバル英語」の確立

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(C) 2022年4月 - 2025年3月

佐原彩子
環太平洋世界の中のアメリカ史：帝国間移動・マイノリティ化・ジェンダーの交錯

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(C) 2022年4月 - 2025年3月

菅美弥, 李里花, 佐原彩子, 兼子歩
環太平洋地域マイノリティ史から問い直すアメリカ史

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(C) 基盤研究(C) 2018年4月 - 2021年3月

兼子歩, 菅美弥, 李里花, 佐原彩子
在米インドシナ難民による難民体験の語りと記憶に関する研究

日本学術振興会科学研究費助成事業若手研究若手研究 2018年4月 - 2021年3月

佐原彩子
トランスナショナルな紐帯を保持する移民のホスト社会への編入～三つの最新事例～

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(B) 基盤研究(B) 2015年4月 - 2019年3月

高橋均, 増田一夫, 遠藤泰生, 外村大, 谷垣真理子, 森千香子, 一政史織, 佐原彩子
米国マイノリティ問題の総合的研究：マイノリティ研究と環太平洋的視点のリンケージ

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(C) 基盤研究(C) 2015年4月 - 2018年3月

李里花, 菅美弥, 佐原彩子, 兼子歩
冷戦リベラリズムと冷戦人道主義：合衆国による仏領インドシナへの介入を中心に

日本学術振興会科学研究費助成事業若手研究(B) 若手研究(B) 2015年4月 - 2017年3月

佐原彩子
冷戦人道主義：難民救済ロジックとシステムの形成と発展

日本学術振興会科学研究費助成事業研究活動スタート支援研究活動スタート支援 2013年8月 - 2015年3月

佐原彩子