2016年4月 - 2019年3月
H3K27脱メチル化酵素JMJD3の阻害による腎虚血再灌流障害に伴う腎老化の制御
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
- 課題番号
- 16K09618
- 体系的課題番号
- JP16K09618
- 担当区分
- 研究分担者
- 配分額
-
- (総額)
- 4,810,000円
- (直接経費)
- 3,700,000円
- (間接経費)
- 1,110,000円
- 資金種別
- 競争的資金
腎虚血再灌流障害マウスにおけるMM-102の投与は、H3K4me3を低下させ、p16INK4a、炎症性サイトカイン、マクロファージ、腎線維化マーカーの発現を抑制した。さらに、腎線維芽細胞において、transforming growth factor (TGF)-β1刺激によりH3K4ヒストンメチル化酵素、H3K4me3、p16INK4aの発現は亢進し、これらの発現は、MM-102の投与で低下した。また、chromatin immunoprecipitated assayにおいて、H3K4me3によって、p16INK4aの発現を制御していることが明らかになった。
- リンク情報
- ID情報
-
- 課題番号 : 16K09618
- 体系的課題番号 : JP16K09618