藤崎和香 (Waka Fujisaki) - マイポータル

基本情報

所属: 日本女子大学人間社会学部心理学科教授

学位: 博士（学術）

J-GLOBAL ID: 201101089695253505
researchmap会員ID: B000002644

外部リンク

視覚、聴覚、触覚のマルチモダリティ間の時間知覚および質感知覚の研究をしています。最近は感覚間だけではなく感覚運動間の時間知覚にも興味を持っています。

研究分野

人文・社会 / 実験心理学 /

経歴

2021年4月 - 現在

日本女子大学, 人間社会学部心理学科, 教授
2018年4月 - 2021年3月

日本女子大学, 人間社会学部心理学科, 准教授
2013年3月 - 2018年3月

産業技術総合研究所, 主任研究員
2017年1月 - 2017年12月

国立研究開発法人産業技術総合研究所, 情報・人間工学領域研究戦略部研究企画室, 企画主幹（兼務）
2008年4月 - 2013年2月

産業技術総合研究所, 研究員
2005年4月 - 2008年3月

NTT コミュニケーション科学基礎研究所, 日本学術振興会特別研究員（ＰＤ）
2006年9月 - 2007年3月

Institute for Learning and Brain Sciences, University of Washington, Visiting Scientist
2002年4月 - 2005年3月

NTT コミュニケーション科学基礎研究所, リサーチアソシエイト

論文

多感覚が捉える世界小特集―音にかかわる多感覚統合の世界―

藤崎和香

日本音響学会誌 77(3) 180-185 2021年3月査読有り招待有り筆頭著者責任著者
Multisensory Shitsukan perception

Waka Fujisaki

Acoustical Science and Technology 41(1) 189-195 2020年1月1日査読有り招待有り筆頭著者責任著者
Crossmodal association of auditory and visual material properties in infants.

Yuta Ujiie, Wakayo Yamashita, Waka Fujisaki, So Kanazawa, Masami K Yamaguchi

Scientific reports 8(1) 9301-9301 2018年6月18日査読有り
Texture-dependent effects of pseudo-chewing sound on perceived food texture and evoked feelings in response to nursing care foods.

Hiroshi Endo, Shuichi Ino, Waka Fujisaki

Appetite 116 493-501 2017年9月1日査読有り最終著者
An Attempt to Improve Food/Sound Congruity Using an Electromyogram Pseudo-Chewing Sound Presentation System.

Hiroshi Endo, Hidekazu Kaneko, Shuichi Ino, Waka Fujisaki

JACIII 21(2) 342-349 2017年査読有り最終著者
The effect of a crunchy pseudo-chewing sound on perceived texture of softened foods.

Hiroshi Endo, Shuichi Ino, Waka Fujisaki

Physiology & behavior 167 324-331 2016年12月1日査読有り最終著者
Improving the perceived texture and feelings of nursing care foods using a pseudo-chewing sound: A study in healthy elderly subjects

Hiroshi Endo, Shuichi Ino, Waka Fujisaki

CHEMICAL SENSES 41(9) E235-E236 2016年11月査読有り最終著者
Cross-Modal Correspondence Among Vision, Audition, and Touch in Natural Objects: An Investigation of the Perceptual Properties of Wood.

Shoko Kanaya, Kenji Kariya, Waka Fujisaki

Perception 45(10) 1099-114 2016年10月査読有り
Auditory modulation of material properties of food by pseudo mastication feedback sound generated from EMG signal

Waka Fujisaki, Shuichi Ino, Hiroshi Endo

INTERNATIONAL JOURNAL OF PSYCHOLOGY 51 880-880 2016年7月査読有り
Improving the Palatability of Nursing Care Food Using a Pseudo-chewing Sound Generated by an EMG Signal.

Hiroshi Endo, Shuichi Ino, Waka Fujisaki

Digital Human Modeling: Applications in Health, Safety, Ergonomics and Risk Management 9745 212-220 2016年査読有り
Perception of the material properties of wood based on vision, audition, and touch.

Waka Fujisaki, Midori Tokita, Kenji Kariya

Vision research 109 185-200 2015年4月査読有り
Effects of Frequency Separation and Diotic/Dichotic Presentations on the Alternation Frequency Limits in Audition Derived from a Temporal Phase Discrimination Task.

Shoko Kanaya, Waka Fujisaki, Shin'ya Nishida, Shigeto Furukawa, Kazuhiko Yokosawa

Perception 44(2) 198-214 2015年2月査読有り
Audiovisual integration in the human perception of materials.

Waka Fujisaki, Naokazu Goda, Isamu Motoyoshi, Hidehiko Komatsu, Shin'ya Nishida

Journal of vision 14(4) 2014年4月17日査読有り
Optimal audiovisual integration of object appearance and impact sounds in human perception of materials

Fujisaki Waka, Goda Naokazu, Motoyoshi Isamu, Komatsu Hidehiko, Nishida Shin'ya

I-PERCEPTION 5(4) 238 2014年査読有り
視覚と聴覚の属性内および属性間の対応付けにおける時間周波数限界の比較

金谷翔子, 藤崎和香, 西田眞也, 横澤一彦

VISION 24(3) 99-102 2012年
Effects of delayed visual feedback on grooved pegboard test performance.

Waka Fujisaki

Frontiers in psychology 3 61-61 2012年査読有り
Audio-visual speech timing sensitivity is enhanced in cluttered conditions.

Warrick Roseboom, Shin'ya Nishida, Waka Fujisaki, Derek H Arnold

PloS one 6(4) e18309 2011年4月6日査読有り
A common perceptual temporal limit of binding synchronous inputs across different sensory attributes and modalities.

Waka Fujisaki, Shin'ya Nishida

Proceedings. Biological sciences 277(1692) 2281-90 2010年8月7日査読有り
Audio-tactile superiority over visuo-tactile and audio-visual combinations in the temporal resolution of synchrony perception.

Waka Fujisaki, Shin'ya Nishida

Experimental brain research 198(2-3) 245-59 2009年9月査読有り
曖昧運動刺激に対する知覚潜時は修飾刺激提示のタイミングにより変化するか

竹井成和, 藤崎和香, 西田眞也

Vision 20(2) 87-100 2009年査読有り

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MISC

擬似咀嚼音による介護食の食感改善の試み : 音と食品との違和感が効果に及ぼす影響の検討

遠藤博史, 大森信行, 金子秀和, 井野秀一, 藤崎和香

聴覚研究会資料 = Proceedings of the auditory research meeting 47(3) 125-130 2017年5月27日
擬似咀嚼音による介護食の食感改善の試み : 音と食品との違和感が効果に及ぼす影響の検討 (福祉情報工学)

遠藤博史, 大森信行, 金子秀和, 井野秀一, 藤崎和香

電子情報通信学会技術研究報告 = IEICE technical report : 信学技報 117(66) 5-10 2017年5月27日
遠隔食事介助場面における,遅延視覚フィードバックが介助者の動作に与える妨害効果

藤崎和香, 氏家弘裕, 遠藤博史

ヒューマンインタフェースシンポジウム論文集(CD-ROM) 2014 ROMBUNNO.2517P 2014年9月9日
Not glass but plastic — Audiovisual integration in human material perception

Nishida S, Fujisaki W, Goda N, Motoyoshi, I, Komatsu H

Perception (ECVP 2012 Abstracts) 41(Supplement) 49 2012年9月
物体の材質知覚における視聴覚情報統合映像情報と音情報の双方に基づいた相補的なクロスモーダル材質知覚

藤崎和香, 郷田直一, 本吉勇, 小松英彦, 西田眞也

日本心理学会大会発表論文集 76th 552 2012年8月
Q&Aコーナー(コーヒーブレーク)

藤崎和香

日本音響学会誌 67(5) 215-215 2011年5月1日
「Piled Higher and Deeper:A Graduate Student Comic Strip Collection」, Jorge Cham著, Piled Higher&Deeper Pub., 2002年(私のすすめるこの一冊,コーヒーブレーク)

藤崎和香

日本音響学会誌 65(6) 339-340 2009年6月1日
異種感覚モダリティ間の同期知覚(感覚間相互作用研究の現在とこれから,2008年度第1回フォーラム)

藤崎和香, 西田眞也

基礎心理学研究 27(2) 160-163 2009年3月31日
時間的同期にもとづく感覚属性のバインディング

西田眞也, 藤崎和香

日本神経回路学会誌 = The Brain & neural networks 16(1) 22-30 2009年3月5日
スピーチ・コードを解読する : 乳児はどのように言語を学習するか

クールパトリシア K, 藤崎和香, 柏野牧夫

日本音響学会誌 63(2) 93-108 2007年2月1日
聴覚情報処理のフロンティア研究と情報通信技術への応用[II] : 視聴覚の情報統合と同時性知覚

藤崎和香

電子情報通信学会誌 89(10) 906-911 2006年10月1日
ビギナーズレクチャー視聴覚の情報統合と同時性知覚

藤崎和香

聴覚研究会資料 = Proceedings of the auditory research meeting 35(9) 551-556 2005年10月28日
Comparison of audiovisual temporal synchrony perception with visual motion perception suggests a general feature-matching model for cross-attribute binding

S Nishida, W Fujisaki

PERCEPTION 34 216-217 2005年
視聴覚における同時性判断の再調整

藤崎和香, 下条信輔, 柏野牧夫, 西田真也

日本心理学会大会発表論文集 67th 485 2003年8月
順応現象を用いた視聴覚間の同時性を判断するメカニズムの検討

藤崎和香, 下條信輔, 柏野牧夫, 西田眞也

日本音響学会研究発表会講演論文集 2003(1) 567-568 2003年3月18日
Recalibration of temporal tuning of an audio-visual interaction by adaptation to a constant time lag

S Nishida, W Fujisaki, M Kashino, S Shimojo

PERCEPTION 32 8-9 2003年
ハイト判断における絶対音感保持者の場所情報, 時間情報の利用特性

藤崎和香, 柏野牧夫

日本音響学会研究発表会講演論文集 2002(1) 475-476 2002年3月18日
絶対音感保持者の音高知覚特性

藤崎和香, 柏野牧夫

日本音響学会誌 57(12) 759-767 2001年12月1日
ピッチ知覚における絶対音感保持者の場所情報, 時間情報の利用

藤崎和香, 柏野牧夫

日本音響学会研究発表会講演論文集 2001(1) 479-480 2001年3月1日
脳における感覚情報の時間的符号化(<小特集>聴覚と脳)

カリアニピーターA, 藤崎和香, 柏野牧夫

日本音響学会誌 57(3) 234-243 2001年3月1日

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書籍等出版物

図説視覚の事典（項目執筆）

日本視覚学会

朝倉書店 2022年11月 (ISBN: 9784254102949)
質感の科学 : 知覚・認知メカニズムと分析・表現の技術

小松, 英彦

朝倉書店 2016年10月 (ISBN: 9784254102741)
福祉技術ハンドブック: 健康な暮らしを支えるために

産業技術研究所ヒューマンライフテクノロジー研究部門

朝倉書店 2013年10月24日 (ISBN: 4254201524)
認知心理学演習日常生活と認知行動―応用・実践編 (認知心理学演習応用・実践編)

池田まさみ, 石口彰

オーム社 2012年2月 (ISBN: 4274211185)
Multisensory Timing, In Stain et al. Eds, "The New Handbook of Multisensory Processes"

2012年
新・心理学の基礎知識 (有斐閣ブックス)

中島義明, 箱田裕司, 繁桝算男

有斐閣 2005年1月 (ISBN: 4641183112)

担当経験のある科目(授業)

共同研究・競争的資金等の研究課題

違和感の判断と同時性判断の乖離に注目した多感覚情報処理メカニズムの解明

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(C) 基盤研究(C) 2022年4月 - 2026年3月

藤崎和香
時間と質感の接点-質感によって符号化される多感覚情報の時間ずれについての検討-

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(C) 基盤研究(C) 2017年4月 - 2022年3月

藤崎和香
咀嚼筋電音フィードバックを用いた食質感知覚メカニズムの解明

日本学術振興会科学研究費助成事業新学術領域研究(研究領域提案型) 新学術領域研究(研究領域提案型) 2016年4月 - 2018年3月

藤崎和香
異なる感覚モダリティ・属性に共通した「時間」と「内容」の情報統合メカニズムの解明

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(C) 基盤研究(C) 2013年4月 - 2017年3月

藤崎和香
質感認知に関わる視聴触覚情報の心理物理的分析

日本学術振興会科学研究費助成事業新学術領域研究(研究領域提案型) 新学術領域研究(研究領域提案型) 2010年4月 - 2015年3月

西田眞也, 内川惠二, 本吉勇, 藤崎和香, 渡邊淳司, 河邉隆寛, 丸谷和史, 何昕霓, 黒木忍, 新谷幹夫, 福田一帆, 横坂拓巳, 王勤, 木村昭悟, 土田勝, 三橋俊文, 吉田圭祐, 松本知久, 時田みどり, 金谷翔子
時間的同期に基づいた異種感覚モダリティ間・属性間の情報統合メカニズムの解明

日本学術振興会科学研究費助成事業若手研究(B) 若手研究(B) 2011年 - 2012年

藤崎和香
異なる感覚モダリティ間・属性間の時間比較を可能にする脳内情報処理機構の解明

日本学術振興会科学研究費助成事業若手研究(B) 若手研究(B) 2009年 - 2010年

藤崎和香
マルチモーダルな時間知覚メカニズムの研究

日本学術振興会科学研究費助成事業特別研究員奨励費特別研究員奨励費 2005年 - 2007年

山田和香

委員歴

2023年6月 - 現在

公益社団法人日本心理学会, 理事
2023年3月 - 現在

公益社団法人日本心理学会, 代議員
2009年9月 - 現在

多感覚研究会, 世話人
2023年1月

日本女子大学人間社会研究科心理学専攻, 博士学位論文審査委員
2018年4月 - 2018年8月

日本視覚学会2018年夏季大会, 実行委員
2013年5月 - 2014年9月

第31回国際心理学会組織委員会プログラム委員会, 委員
2014年2月

東京大学大学院人文社会系研究科, 博士学位申請論文審査委員
2011年9月 - 2012年1月

日本視覚学会2012年冬季大会, 実行委員
2010年10月 - 2011年

12th International Multisensory Research Forum, Organizing Committee menber

藤崎和香

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研究分野

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MISC

書籍等出版物

担当経験のある科目(授業)

共同研究・競争的資金等の研究課題

委員歴

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