MISC

2017年6月

ジオポリマーとその核廃棄物管理分野での適用可能性について; 文献調査

JAEA-Review 2017-014
  • Cantarel V.
  • ,
  • 本岡 隆文
  • ,
  • 山岸 功

開始ページ
36
終了ページ
記述言語
英語
掲載種別
機関テクニカルレポート,技術報告書,プレプリント等
DOI
10.11484/jaea-review-2017-014

十分な崩壊時間の後、水の除染に使用されたゼオライトは、最終的に長期保管のために処理される。ジオポリマーは、放射性セシウムおよびストロンチウム含有廃棄物の管理にあたり有望な固定基材と考えられている。このような用途のためには、バインダー構造、その巨視的性質、廃棄物との相互作用、および廃棄物形態で生じる物理化学的現象の正確な理解が、材料の健全性および安定性を判断する上で必要である。ジオポリマーは歴史の浅いバインダーであるが、この50年間に多くの研究が行われており、その特性とその用途の理解は急速に進んでいる。本レビューでは、ジオポリマーに関する研究から、ジオポリマー複合材料、核廃棄物固化材料、照射下のジオポリマーについて、実用的な情報を収集している。取集した情報は、今後の研究と実験のためのガイダンスとして活用する。

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.11484/jaea-review-2017-014
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5059195
ID情報
  • DOI : 10.11484/jaea-review-2017-014

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