Jan, 2008
MEDICAL TOPICS バクテリオファージを用いる難治性感染症治療
THE LUNG-perspectives
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- Volume
- 16
- Number
- 1
- First page
- 98
- Last page
- 103
- Language
- Japanese
- Publishing type
- Publisher
- (株)メディカルレビュー社
[仮説]ファージ療法は、欧米諸国では抗生物質の実用化に伴い一旦放棄されたが、旧ソ連諸国ポーランドでは現在に至るまで使用されている。ファージ療法の導入により、現在の化学療法の弱点(耐性菌、菌交代症の問題など)を補足することは可能であろうか。[新知見の要点]欧米の多くの研究者によってよく計画された動物実験により、ファージ療法(活性ファージおよびライシンの使用)の有効性・安全性を示すデータが蓄積されつつある。[将来の可能性、問題点]今後、各菌種に対応可能な実用的ファージバンクの構築が必要である。(著者抄録)
- ID information
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- ISSN : 0919-5742
- Ichushi Web ID : 2008121053