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researchmapからのお知らせ(V1)

サーバの障害報告

昨日4月22日、午前8時半ごろから午前10時半ごろまで、ResearchmapのDBサーバへアクセスできない状態が続きました。みなさまにはたいへんご不便をおかけし、申し訳ありませんでした。
障害は管理を委託しているサーバ管理会社の作業上の過失が原因であり、Researchmapのプログラムそのものが原因ではありませんので、その点はご安心ください。
まずは、ご報告とお詫びまで。

Amazonからの書籍データ取り込み機能の追加

本日より、Amazonからの書籍データ取り込み機能のサービスを開始しました。
マイポータルのCV(履歴書)モジュール→業績リスト→書籍
の項目に「Amazonから書籍データを取り込む」というリンクがつきました。これをクリックしていただきますと、ユーザ名が著者に含まれている書籍データをAmazonより自動フィードすることができます。
これにより、書籍データ入力が圧倒的に簡略化されます。ぜひご利用ください。

※ちなみに、書籍データからAmazonへのリンクをたどって書籍が購入された場合、Researchmapにアフィリエイト収入が入ります。本収入はResearchmapの開発費用に充てられます。収支につきましては、サイト上で公開いたします。

研究動向フォロー機能の追加

昨日、「研究動向フォロー機能」を追加しました。
これは、ResearchmapにIDをもつ研究者がログオンした状態で自分の「マイポータル」にアクセスすると
  • Researchmap全体のお知らせ(イベント情報等)
  • 未読メールの有無
  • おとなりの研究者・注目の研究者の最新動向
  • 参加コミュニティの動向
に関する情報をまとめて表示される機能です。これにより、興味関心の近い研究者の最新動向をつかみやすくなります。又、ホームに設置してある「イベント情報」に登録したイベント情報がすべての研究者の目に触れるようになり、情宣の効果が上がります。

以下、その他追加した細かい機能です。
  • 顔画像の公開レベルを設定できるように変更
  • ハンドルを後からも編集可能になるよう設定を変更
  • 研究キーワードの一部名寄せを実施

利用可能な容量について

これまで一研究者が利用可能な容量は200Mでしたが、本日より500Mに増強されましたので、お知らせいたします。
今後も必要に応じて、利用可能容量は増強する予定です。

論文データの仕様変更について

Researchmapでは、ユーザの要望を受け、学術論文とそれ以外の研究上のアウトプットを分類して公開できるよう仕様を変更しました。
  1. 研究上の論文について、査読があるか招待(依頼)されたものを、論文として自動分類する。
  2. 研究上の論文については、「詳細情報」で、掲載分類を選択できるようにする。
  3. それ以外の研究上のアウトプットはMISCに分類する。
  4. MISCに分類された研究上のアウトプットについても、「詳細情報」で、掲載分類・種別等を選択できるようにする。
  5. これまで分別されずに「論文」にまとめられていた研究上のアウトプットは一度MISに分類し、ユーザの判断により、査読有・招待有にチェックをすることで論文に移動させることができる。
本仕様変更により、適切に詳細情報を入力し、エクスポートすることにより、ユーザは各機関が年度末にとりまとめる「評価データベース」に再利用できるようになります。再利用ができるか否かについては、各機関のポリシーもあろうかと思いますので、各機関の担当者に事前にご相談ください。

Pubmedとの連携

ResearchmapのCV(履歴書)モジュールがPumedへの対応を開始しましたので、お知らせします。Pubmedはアメリカ国立生物工学情報センター(NCBI : National Center for Biotechnology Information)が一般公開している1800万件以上の医学関係文献を擁するデータベースです。

ResearchmapのCVにPubmedから情報をフィードするには、
  1. Researchmapにログオンする。
  2. 顔写真横の「編集」ボタンをクリック。
  3. 上部の「業績リスト」のタブをクリック。
  4. 「外部のデータベースから取り込み」をクリック。
  5. その下に表示される外部データベースの中からPubmedをクリック。
  6. 名前の英語表記が予め入力されているはずですが、そうでなければ、名前の英語表記を入力して、検索をクリック。
  7. 表示されるリストのなかから、自分の論文を選択し、決定をクリック。
以上によって、自動的に選択した論文が論文リストの中に「査読つき論文」としてフィードされます。

既にResearchmapに登録済みの方の場合、Javascriptのキャッシュが残っているとうまく作動しない場合があります
上記操作の前に一度、ブラウザのキャッシュをクリアし、ブラウザをリロードしてください。

arXivとの連携

ResearchmapのCV(履歴書)モジュールがarXivへの対応を開始しましたので、お知らせします。
arXivはコーネル大学図書館が運営している主として、物理学・数学・計算機科学関連の論文のプレプリントサーバで、52万件以上のプレプリントが保存されています。

ResearchmapのCVにarXivから情報をフィードするには、
  1. Researchmapにログオンする。
  2. 顔写真横の「編集」ボタンをクリック。
  3. 上部の「業績リスト」のタブをクリック。
  4. 「外部のデータベースから取り込み」をクリック。
  5. その下に表示される外部データベースの中からarXivをクリック。
  6. 名前の英語表記が予め入力されているはずですが、そうでなければ、名前の英語表記を入力して、検索をクリック。
  7. 表示されるリストのなかから、自分の論文を選択し、決定をクリック。
以上によって、自動的に選択した論文がMISCの中に「プレプリント」としてフィードされます。

既にResearchmapに登録済みの方の場合、Javascriptのキャッシュが残っているとうまく作動しない場合があります
上記操作の前に一度、ブラウザのキャッシュをクリアし、ブラウザをリロードしてください。

新規登録受付の開始

Researchmapでは、より多様な分野の研究者のみなさまに本サービスを提供するため、(招待によらない)新規登録の受け付けを開始いたしました。

新規に登録する場合には、ログインボタンの左横に表示される「新規登録」のリンクをクリックし、必要事項にご記入ください。その際、科研費研究者番号が必要となりますので、ご用意ください。「科研費番号がすぐにはわからない」という方は、研究者リゾルバーをご活用ください。

科研費番号をお持ちでない研究者の方は、既にIDをお持ちの研究者からの招待が必要となります。その点、どうぞご了承ください。

※研究者リゾルバーは、研究者リゾルバーとは様々なサイトにある研究者の情報を集約してアクセスしやすくするために、国立情報学研究所が過去の科研費報告書をもとに、提供しているサービスです。

業績のテキスト表示/ファイルのダウンロード回数の表示

本日Researchmapではバージョンアップ作業を行い2つの新しい機能が追加されましたので、お知らせします。

CV(履歴書)モジュールに「テキストで表示」機能を追加いたしました。
本機能は、論文・MISC・講演口頭発表・作品・書籍の各データをテキストで表示する機能です。テキストで表示されたデータからコピー・ペーストすることにより、面倒な応募書類・報告書への業績転記が一層楽になりました。
各書類のフォーマットに対応するため、項目の順序、古い順・新しい順など表示の細かい指定をする機能も盛り込んでおります。

資料配布(汎用データベース)モジュールに「ダウンロード回数」表示機能を追加いたしました。
本機能をOFFにするには、一度セッティングモードから編集に入っていただき、「メタデータの編集」から、ダウンロードの「編集」へ進み、「ファイルのダウンロード回数を表示する」のチェックを外してください。