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researchmapからのお知らせ(V1)

Researchmap(α)を公開

このたび、大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 国立情報学研究所では、新世代研究基盤サービスResearchmapの公開に向けて、Researchmap(α版)を公開いたしました。
本サービスが、日本の研究環境の向上と、情報学のさらなる発展の一助になれば幸いです。

本サービスの目的については、Researchmapとは、をお読みください。
また、本サービスの使い方等につきましては、FAQをごらん下さい。

メンテナンス作業を行いました。

Researchmapでは、報告された各種の不具合を修正するため、昨日メンテナンス作業を行いました。
このため、昨日以前に一度ログインされた方について、次のような現象が起こる可能性があります。
  • ログインできない
  • ログアウトできない
  • 一度ログインしても、勝手にログアウトしてしまう
  • 一部のページにアクセスできない
これは、お手元のPCのキャッシュとの不整合のためです。お手数ですが、お手元のPCのキャッシュおよびCookieを一度クリアしていただけますようお願いいたします。今後もα版の間はたびたびメンテナンスを行う予定です。ログイン後不具合を感じたときには、まずキャッシュおよびCookieをクリアしていただけますようお願いいたします。絵文字:ブランク

CiNiiの詳細情報ページへのリンク機能を追加

マイポータルに設置してあるCV(履歴書)モジュールに新機能を追加しました。
それは、和論文からCiNiiの詳細情報ページへのリンク機能です。

CVモジュールには、CiNiiに登録されている紙媒体の学協会誌約1,000タイトルに掲載された約300万件の論文からユーザが執筆した論文を検索し、CVに自動的にフィードする機能を提供しています。そのようにフィードされた論文から当該の詳細情報ページへのリンクが自動的に張られます。
これにより、論文の詳しい情報を簡便に提供することができるようになりました。ぜひご利用ください。

Researchmapベータ版への移行

Researchmapの実証実験期間を2009年3月31日に終了し、2009年4月2日にResearchmapベータをリリースいたしました。
これにより、研究者紹介を完全にオープンにいたします。ユーザのみなさまはご自由にお知り合いの研究者をResearchmapにご招待ください。

おとなりの研究者機能の追加

「おとなりの研究者」の機能を追加し、各ユーザの「マイポータル」に当該ユーザの「おとなりの研究者」を表示するように設定しました。
「おとなりの研究者」は次のように計算して表示しています。まず、CVに掲載された情報にそれぞれ重みをつけ、各ユーザのCVデータ間の距離を定義し、その上で、CV間の距離を測り距離が近い順に「おとなりの研究者」と推定し表示しています。
次のような場合、「おとなりの研究者」の精度が十分に出ないことがあります。
  • 各CVのデータ量に大きなばらつきがある場合
  • 各CVのデータ間の類似度が非常に低い場合
「おとなりの研究者」としてあまり納得できない結果が出た場合には、CVのデータ量が少ないことや真に近い研究者の数が十分でないことが考えられます。CVデータを追加(研究キーワードを複数載せてみる・英語論文も登録してみる、など)したり、近い分野の研究者の数を増やすことで結果が改善されますので、ぜひお試しください。



注目の研究者機能の追加

「注目の研究者」機能を追加しました。
親しい研究者、あるいは動向に興味を持った研究者を「注目の研究者」に追加すると、その研究者の「マイポータル」へのリンクが自分の「マイポータル」の左側に表示されるようになります。
登録するには、ログイン後、注目したい研究者のマイポータルに移動します。すると、上部のバーに「注目の研究者に追加する」というリンクが表示されますので、そこをクリックし、決定します。
一度注目の研究者に登録した後、削除したい場合には、注目の研究者の画像右下に表示されている×ボタンをクリックしてください。

URLの簡易化

マイポータル以下のページのURLは、これまで動的に生成されたものでしたが、静的なURLになるよう改良を行いました。
これにより、(例:hogehogeというユーザの場合)マイポータル以下のページのURLは
http:researchmap.jp/hogehoge/研究ブログ
のように表示されます。

招待状の改良

Researchmapへの招待状を送る際のfromが、これまでResearchmapでした。が改良を行い、from行は招待した会員の名前とメールアドレスが表示されるようになりました。これによって、招待状がスパムと混同されることが防げるようになりました。

また招待を受けた新ユーザが最初のアクセスでCVが簡単に編集できるようフローを簡略化しました。

ドメイン登録サービスの開始

Researchmapでは研究者登録の際、ドメインのホワイトリスト方式を採用しています。4月1日時点では、研究者が所属しているとみなされる機関のドメインはac.jp,co.jp,go.jpに限定していました。ですが、近年、研究機関のドメインが多様化し、大学等の研究機関でもac.jp以外のドメインを利用しているところが増加しています。
現状に対応するため、ドメインの登録サービスを開始しました。
研究者を招待しようと思ったのに、ドメインが受け付けられない、という方はこちらを通じてドメインの申請をしてください。Researchmapで当該ドメインの調査をした上で、ホワイトリストに追加します。実際の登録までには数日かかることがありますので、予めご了承ください。

更新情報等の改良

「おとなりの研究者」および「注目の研究者」に表示される更新情報にCV(履歴書)データの更新を含めました。
また、招待状送付先ドメインとして、新たに、waseda.jp, is.naist.jp, nagoya-u.jp, atr.jpを追加しました。

サーバの障害報告

昨日4月22日、午前8時半ごろから午前10時半ごろまで、ResearchmapのDBサーバへアクセスできない状態が続きました。みなさまにはたいへんご不便をおかけし、申し訳ありませんでした。
障害は管理を委託しているサーバ管理会社の作業上の過失が原因であり、Researchmapのプログラムそのものが原因ではありませんので、その点はご安心ください。
まずは、ご報告とお詫びまで。

Amazonからの書籍データ取り込み機能の追加

本日より、Amazonからの書籍データ取り込み機能のサービスを開始しました。
マイポータルのCV(履歴書)モジュール→業績リスト→書籍
の項目に「Amazonから書籍データを取り込む」というリンクがつきました。これをクリックしていただきますと、ユーザ名が著者に含まれている書籍データをAmazonより自動フィードすることができます。
これにより、書籍データ入力が圧倒的に簡略化されます。ぜひご利用ください。

※ちなみに、書籍データからAmazonへのリンクをたどって書籍が購入された場合、Researchmapにアフィリエイト収入が入ります。本収入はResearchmapの開発費用に充てられます。収支につきましては、サイト上で公開いたします。

研究動向フォロー機能の追加

昨日、「研究動向フォロー機能」を追加しました。
これは、ResearchmapにIDをもつ研究者がログオンした状態で自分の「マイポータル」にアクセスすると
  • Researchmap全体のお知らせ(イベント情報等)
  • 未読メールの有無
  • おとなりの研究者・注目の研究者の最新動向
  • 参加コミュニティの動向
に関する情報をまとめて表示される機能です。これにより、興味関心の近い研究者の最新動向をつかみやすくなります。又、ホームに設置してある「イベント情報」に登録したイベント情報がすべての研究者の目に触れるようになり、情宣の効果が上がります。

以下、その他追加した細かい機能です。
  • 顔画像の公開レベルを設定できるように変更
  • ハンドルを後からも編集可能になるよう設定を変更
  • 研究キーワードの一部名寄せを実施

利用可能な容量について

これまで一研究者が利用可能な容量は200Mでしたが、本日より500Mに増強されましたので、お知らせいたします。
今後も必要に応じて、利用可能容量は増強する予定です。

論文データの仕様変更について

Researchmapでは、ユーザの要望を受け、学術論文とそれ以外の研究上のアウトプットを分類して公開できるよう仕様を変更しました。
  1. 研究上の論文について、査読があるか招待(依頼)されたものを、論文として自動分類する。
  2. 研究上の論文については、「詳細情報」で、掲載分類を選択できるようにする。
  3. それ以外の研究上のアウトプットはMISCに分類する。
  4. MISCに分類された研究上のアウトプットについても、「詳細情報」で、掲載分類・種別等を選択できるようにする。
  5. これまで分別されずに「論文」にまとめられていた研究上のアウトプットは一度MISに分類し、ユーザの判断により、査読有・招待有にチェックをすることで論文に移動させることができる。
本仕様変更により、適切に詳細情報を入力し、エクスポートすることにより、ユーザは各機関が年度末にとりまとめる「評価データベース」に再利用できるようになります。再利用ができるか否かについては、各機関のポリシーもあろうかと思いますので、各機関の担当者に事前にご相談ください。

Pubmedとの連携

ResearchmapのCV(履歴書)モジュールがPumedへの対応を開始しましたので、お知らせします。Pubmedはアメリカ国立生物工学情報センター(NCBI : National Center for Biotechnology Information)が一般公開している1800万件以上の医学関係文献を擁するデータベースです。

ResearchmapのCVにPubmedから情報をフィードするには、
  1. Researchmapにログオンする。
  2. 顔写真横の「編集」ボタンをクリック。
  3. 上部の「業績リスト」のタブをクリック。
  4. 「外部のデータベースから取り込み」をクリック。
  5. その下に表示される外部データベースの中からPubmedをクリック。
  6. 名前の英語表記が予め入力されているはずですが、そうでなければ、名前の英語表記を入力して、検索をクリック。
  7. 表示されるリストのなかから、自分の論文を選択し、決定をクリック。
以上によって、自動的に選択した論文が論文リストの中に「査読つき論文」としてフィードされます。

既にResearchmapに登録済みの方の場合、Javascriptのキャッシュが残っているとうまく作動しない場合があります
上記操作の前に一度、ブラウザのキャッシュをクリアし、ブラウザをリロードしてください。

arXivとの連携

ResearchmapのCV(履歴書)モジュールがarXivへの対応を開始しましたので、お知らせします。
arXivはコーネル大学図書館が運営している主として、物理学・数学・計算機科学関連の論文のプレプリントサーバで、52万件以上のプレプリントが保存されています。

ResearchmapのCVにarXivから情報をフィードするには、
  1. Researchmapにログオンする。
  2. 顔写真横の「編集」ボタンをクリック。
  3. 上部の「業績リスト」のタブをクリック。
  4. 「外部のデータベースから取り込み」をクリック。
  5. その下に表示される外部データベースの中からarXivをクリック。
  6. 名前の英語表記が予め入力されているはずですが、そうでなければ、名前の英語表記を入力して、検索をクリック。
  7. 表示されるリストのなかから、自分の論文を選択し、決定をクリック。
以上によって、自動的に選択した論文がMISCの中に「プレプリント」としてフィードされます。

既にResearchmapに登録済みの方の場合、Javascriptのキャッシュが残っているとうまく作動しない場合があります
上記操作の前に一度、ブラウザのキャッシュをクリアし、ブラウザをリロードしてください。

新規登録受付の開始

Researchmapでは、より多様な分野の研究者のみなさまに本サービスを提供するため、(招待によらない)新規登録の受け付けを開始いたしました。

新規に登録する場合には、ログインボタンの左横に表示される「新規登録」のリンクをクリックし、必要事項にご記入ください。その際、科研費研究者番号が必要となりますので、ご用意ください。「科研費番号がすぐにはわからない」という方は、研究者リゾルバーをご活用ください。

科研費番号をお持ちでない研究者の方は、既にIDをお持ちの研究者からの招待が必要となります。その点、どうぞご了承ください。

※研究者リゾルバーは、研究者リゾルバーとは様々なサイトにある研究者の情報を集約してアクセスしやすくするために、国立情報学研究所が過去の科研費報告書をもとに、提供しているサービスです。

業績のテキスト表示/ファイルのダウンロード回数の表示

本日Researchmapではバージョンアップ作業を行い2つの新しい機能が追加されましたので、お知らせします。

CV(履歴書)モジュールに「テキストで表示」機能を追加いたしました。
本機能は、論文・MISC・講演口頭発表・作品・書籍の各データをテキストで表示する機能です。テキストで表示されたデータからコピー・ペーストすることにより、面倒な応募書類・報告書への業績転記が一層楽になりました。
各書類のフォーマットに対応するため、項目の順序、古い順・新しい順など表示の細かい指定をする機能も盛り込んでおります。

資料配布(汎用データベース)モジュールに「ダウンロード回数」表示機能を追加いたしました。
本機能をOFFにするには、一度セッティングモードから編集に入っていただき、「メタデータの編集」から、ダウンロードの「編集」へ進み、「ファイルのダウンロード回数を表示する」のチェックを外してください。