研究ブログ

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関西集合論セミナの歩み

2007年から2019年まで、大阪府立大学と神戸大学の集合論研究者を中心に行ってきた『関西集合論セミナ』の記録です。

【関西集合論セミナの歩み】
第1回 2007/11/2 神戸大学 西田健作/渕野昌
第2回 2007/12/14 大阪府立大学 南裕明/大須賀昇
第3回 2008/2/8 神戸大学 Kankaanpaa Teppo/渕野昌
第4回 2008/4/18 大阪府立大学 依岡輝幸/Frank Tall
第5回 2008/8/8 大阪府立大学 南裕明/嘉田勝
第6回 2008/10/17 神戸大学 依岡輝幸
第7回 2008/12/5 大阪府立大学 酒井拓史/加茂静夫/嘉田勝
第8回 2009/3/5―6 神戸大学 (講演者多数)
第9回 2009/7/10 大阪府立大学 Frank Tall/渕野昌/依岡輝幸
第10回 2010/6/2 大阪府立大学 大須賀昇/岩佐明
第(10+i)回 2010/6/5 大阪府立大学 嘉田勝 (非公式)
第11回 2011/1/28 大阪府立大学 嘉田勝/酒井拓史/大須賀昇
第12回 2012/1/30 大阪府立大学 嘉田勝/大須賀昇/宮元忠敏/薄葉季路/南裕明 《In honor of Shizuo Kamo》
第(12+i)回 2012/2/20 大阪府立大学 嘉田勝/依岡輝幸/大須賀昇 (非公式)
第13回 2013/8/9 大阪府立大学 南裕明
第14回 2014/2/10 大阪府立大学 薄葉季路/酒井拓史
第15回 2014/7/25 神戸大学 Paul Larson/池上大祐
第16回 2016/2/23―24 大阪府立大学 南裕明
第17回 2016/3/7 名古屋大学 加藤匠人/静間荘司
第18回 2019/7/5 大阪府立大学 Paul Larson/静間荘司/依岡輝幸/渕野昌

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2015年度前期(4〜7月)の研究室活動

2015年度前期(8月上旬まで)の嘉田の研究室活動(卒業研究・大学院研究)はおおむね次のスケジュールで行う予定です。
(随時変更あり、詳細はお問い合わせください)

(1) 大学院講義「数理論理学特論」
月曜日  12:55--14:25  A14-322講義室にて
テーマ:不完全性定理

(2) 大学院M2セミナー
水曜日  13:00--17:00  A14-222セミナー室にて
テーマ:公理的集合論(ZFCの真部分体系の話題 / 無限組合せ論と実数の集合論)

(3) 卒業研究セミナー
火曜日  15:00--18:00  A14-222セミナー室にて
テーマ:数理論理学(1階述語論理の基本、完全性定理と不完全性定理)
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集合論・数理論理学集中セミナー:1月5-7日

学外から参加希望される方はおられないと思いますが告知。


2015年1月5日(月)〜7日(水)に、大阪府立大学中百舌鳥キャンパスにて、集合論・数理論理学を学ぶ大学院生3名と学部生2名による「集中セミナー」を行います。

テーマは次のとおりです。

  • 選択公理同値命題
  • 強制法
  • 無限組合せ論
  • コンパクト性定理と超準解析の初歩
  • 位相空間論の初歩

何か新しい論文を輪読するわけでなく、通常の学部卒研〜M1レベルのお勉強(教科書読み)ゼミと、卒業研究・修士論文のまとめ活動を、短期間に集中して行うだけです。

スケジュールというほどの計画はありませんが、

  • 月 9:30--17:30
  • 火 9:00--12:00
  • 水 9:00--17:30

の時間枠の中で行います。発表順はくじ引きなどで当日に決めて、話者交代のタイミングはセミナーの進捗に応じて臨機応変に決めます。適宜、修論発表・卒研発表のリハーサルも入れます。


嘉田研究室の学生による集中セミナーを聴講したいという奇特な(サディスティックな?)方が万一 ^^; おられましたら、メールで嘉田にお問い合わせください。


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2014年度前期の集合論・数理論理学関係セミナー予定

大阪府立大学での、2014年度前期の集合論・数理論理学関係のセミナーの基本スケジュールをお知らせします。
ご興味をお持ちの方は嘉田にお問い合わせください。
(時間帯は多少前後する可能性があります。また、臨時に曜日時間を変更することがあります。)

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月曜日 12:55--14:25 (4月14日から)
大学院講義「数理論理学特論」
講義担当者:嘉田 勝
主な対象:大学院修士課程の学生
内容:算術の部分体系のモデルと決定可能性(できれば第1不完全性定理まで講義したい)

火曜日 13:00--16:00 (4月15日から)
学部卒業研究セミナー
セミナー発表者:学部4年生
内容:1階述語論理の言語とモデル、算術の部分体系のモデルと決定可能性
テキスト(1):数理論理学講義ノート2013年版
テキスト(2):Enderton: "A Mathematical Introduction to Logic" 第3章

金曜日 14:00--17:00  14:30--17:30 (4月18日から)
大学院セミナー
セミナー発表者:大学院修士課程の学生
内容:公理的集合論の基礎
テキスト:Kunen: "The Foundation of Mathematics" 第1章
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第14回関西集合論セミナ:酒井拓史氏の講演題目・概要

第14回関西集合論セミナ での、酒井拓史さん(神戸大)の講演題目・概要です。

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酒井拓史(神戸大)
The dominating number of F_\sigma-ideals in Katetov-Blass order II

本講演の内容は南さんとの共同研究によるもので,前回の関西集合論
セミナーでの南さんの講演の続編にあたる.前回の講演で南さんは,
Katetov-Blass 順序に関して cofinal になる F_\sigma-ideal の族の
最小濃度を d(F_\sigma-ideals,\leq_{KB}) と定義し,この基数不変量の
基本的性質について話をされた.本講演では,この基数不変量がよく
知られた基数不変量 d に等しいことを示す.
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第14回関西集合論セミナ(予告):2月10日午後、大阪府立大学にて

第14回 関西集合論セミナ を下記のとおり開催します(詳細は変更の可能性あり)。

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第14回関西集合論セミナ
2月10日(月) 13:00--16:00
大阪府立大学中百舌鳥キャンパス A14棟3階322講義室(予定)
話題提供者(confirmed):酒井拓史(神戸大),薄葉季路(神戸大)
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お問い合わせは嘉田まで.
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嘉田研究室 2013年度後期の活動概要

嘉田研究室の2013年度後期の活動の概要は次のとおりです。
興味のある方はご連絡ください。

月曜日 13:15-16:15  府大集合論定例セミナー(院生セミナー+研究討議)
火曜日 13:00-16:00  学部生・院生セミナー(述語論理・公理的集合論)
木曜日 14:45-16:15 (時間帯不定) 学部生打合せ(命題論理式の構文解析プログラミング)
木曜日16:30-17:30 (曜日・時間帯不定) 院生打合せ(公理的集合論)
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府大集合論定例セミナー:2013年度後期の予定(変更の可能性あり)

2013年度後期の府大集合論定例セミナーは下記のスケジュールで行う予定です。
(8月1日現在の予定。変更の可能性あり)

集合論研究者,学生の方々のご参加を歓迎します.
お問い合わせは嘉田まで.

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 9月30日(月)  13:15-16:15  A14-322 講義室

10月 7日(月)  13:15-16:15  A14-322 講義室
10月21日(月)  13:15-16:15  A14-322 講義室
10月28日(月)  13:15-16:15  A14-322 講義室

11月11日(月)  13:15-16:15  A14-322 講義室
11月18日(月)  13:15-16:15  A13-323 講義室(A13棟3階・講義室B)
11月25日(月)  13:15-16:15  A14-322 講義室

12月 2日(月)  13:15-16:15  A14-322 講義室
12月 9日(月)  13:15-16:15  A14-322 講義室
12月16日(月)  13:15-16:15  A14-322 講義室

 1月 6日(月)  13:15-16:15  A14-322 講義室
 1月20日(月)  13:15-16:15  A14-322 講義室
 1月27日(月)  13:15-16:15  A14-322 講義室

 2月 3日(月)  13:15-16:15  A14-322 講義室    (取りやめ)
 2月10日(月)  13:15-16:15  A14-322 講義室    (関西集合論セミナに立て替え、詳細は別途お知らせします)
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2013年度後期の府大集合論定例セミナーは次の要領で実施します。

日時:(原則)毎週月曜日   13:15-16:15
場所:(原則)大阪府立大学中百舌鳥キャンパス A14-322 講義室(A14棟3階)

テーマ(1):大学院生による集合論の論文講読
テーマ(2):集合論研究者による研究討議・話題提供
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第13回関西集合論セミナ:8月9日(金)13:30--16:30

第13回 関西集合論セミナ を下記の要領で実施します(時間場所決定).

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第13回関西集合論セミナ
2013年8月9日(金) 13:30--16:30 
大阪府立大学中百舌鳥キャンパス A14棟3階322講義室

13:30--14:30
話題提供者:南裕明 (アブストラクトはこちら
14:30--16:30
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(以下、関西集合論セミナのウェブページより抜粋)
関西集合論セミナは,関西周辺の集合論の研究者が中心となって,集合論やそれに関連する話題の研究発表を行う場所です.
オリジナルな結果はもちろん,研究途上の話題や他の人の結果の報告などの講演して下さる方を常時募集しています.
集合論の研究者に限らず,興味ある方の来聴を歓迎します.
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第13回関西集合論セミナ:南さんのトークの題目・概要

第13回関西集合論セミナ での南裕明さんのトークについて,タイトルとアブストラクトをお知らせします.

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The dominating number of F_\sigma ideals in Kat\v{e}tov-Blass order

Laflamme は連続体仮説のもとで F_\sigma イデアルに拡張できない MAD 族を構成した.この証明を詳しく読むと pseudo intersection number p と Kat\v{e}tov-Blass 順序での F_\sigma イデアルたちの dominating 族の最小濃度 d(F_\sigma ideals,\leq_{KB}) が等しければ F_\sigma イデアルに拡張できない MAD族を構成できることがわかる.講演ではこの d(F_\sigma ideals,\leq_{KB}) の大きさや別のイデアルのクラスにおける類似の基数不変量に関する話題を紹介する
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