2021年の冬至~クリスマス・古代日月信仰の女神に寄せて。
12月25日、この日は救世主の誕生日…が転化して
一般的にイエス(救世主の意味)の
誕生日と言われていますが、
.
起源は古代エジプト(?)
あるいは南十字星の見える土地で、
冬至の最も低い位置にある太陽が、
.
冬至から4日目の朝、
.
南十字星が輝く夜明け前の空に、
.
「3人の賢者」と例えられる三ツ星のオリオンズベルトと、
青星(シリウス)と太陽とが一直線に並んで日の出を迎える、
「ヒライアカル・ライジング」に由来しています。
.
冬至から3日間は
地球の地平線下に太陽の一部が隠れます。
.
これを昔の人は「出産」と捉えました。
.
つまり、母なる地球(イシス)が
太陽(ホルス)を出産中であると。
.
そして救世主は神そのものではなく、
「神」の「子」です。
なのでイエスも神でなく、
神の子である人間です。
.
これを聖書を含め
スメル神話やミトラ教やヒンドゥ-教の
ストーリーに当てはめると、
.
エジプトであれば、
「3人の賢者」が先導する
シリウス(ソティス)は神、
.
そして地球(イシス)が母。
.
また太陽は救世主(ホルス)となります。
.
ちなみにシリウスは昔からDOGスターと呼ばれ、
これはGODの暗号、アナグラムです。
.
ひとつ前のサイクルで死して、
冬至を境に蘇る太陽も、
冬至から3日間は
なかなか生まれず難産ですが(笑)、
.
4日目の朝になると、
その分高度も高くなるため、
日の出の陽脚が長く、
また太陽が明るく感じられます。
.
救世主の誕生(始め・アルファ・あ・新月)と、
死からの再生(終わり・オメガ・わ・満月)が
同時に起こる
復活ストーリーの原型です。
.
長らくシリウスを水の女神ソティスと考え、
太陽はシリウスの直接の子と考えていましたが、
.
実は、
.
ソティスはナイル氾濫を司る水と豊穣の女神、
そして真水が満ちて原始の海を生み出しました。
.
そこから生まれた陸地、
つまり大地は娘で、大地母神です。
.
そして月の満ち欠けは
ダイナミックに生命の源である
海の潮の満ち引きと
生死のリズムを司り、
.
シュメール(聖ス母メル)の
イナンナをはじめとする
聖母マリア系の大地母神が、
なぜ青色を祀るのか。
.
つまりは水をもたらし生命を育む
祖母神、すなわち
聖(ス)女神(皇祖神)の系統であることの
象徴なのではないでしょうか。
.
天なる空も青色ですが、
これも水蒸気が太陽光を反射して、
それが私たちの眼に青色を示します。
.
さらに救世主と言われるイエス(救世主)は、
おそらくヨシュアを含め、
複数モデルが実在したと言われていますが、
.
これを素朴かつ洗練された先祖の教えとして考えると、
それは大地母神、つまり地球に暮らしている、
私たち人間は皆、母の子であり、
.
誰もが救世主であると
捉えることもできます。
.
救世主はたった一人のヒーロー/ヒロインでなく、
私たち一人ひとり。
.
もう誰かを持ち上げ、
ヒーロー/ヒロインと共依存する時代は過去のもの。
.
私は私。
あなたはあなたです。
.
誰かを持ち上げて依存すれば楽ですが、
それは怠け者の物理脳が仕掛けた
トリックであり、マトリックスであり、
自分の生命の時間とエネルギーの無駄です(笑)。
.
もちろん選択は自由なので、
これまでのように、
何度も転生しながらゆっくり学ぶのも良いですが、
.
今、時代が変わりつつあるので、
流れのスピードがこれから早く、軽くなります。
自分という錘をしっかり持っておかないと、
刻々と変わる情報に、右往左往させられるだけです。
.
偽りの情報を流す人々は、
そんな、誰もが持つ人の心のスキと弱さ、
つまり恐怖心、正義感、退屈感、承認欲求を
熟知して仕掛けています。
.
特に今はAI広告によって、
最初の偽情報に興味を示した人の画面に、
その関連情報広告を「オン」にして膨大に流し、
.
その人の「現実」を
彼らに都合の良い情報で固めてしまいます。
.
もはや誰もその人を咎めることも
引き止めることもできません。
.
情報もエネルギーですから、
どんな情報であっても、
自分から常に心理的に1メートルくらいの
距離を置いて、慎重に扱って下さい。
.
そして、自分が誰かに影響を与えることを
意図も過信もしないこと。
.
誰かについて行かなくて良い。
そして誰もそれを望んでいない(重くなるから)。
その代わり、自分の考えや価値観を尊重するから、
相手の考えや価値観も尊重する。
.
そんな時代です。
.
英語圏では常識の、
”Take your responsibility.”
(あなたは自由ですが、これはあなたの自己責任であることを自覚してください。)
という所でしょうかね。
.
これからは、私たち一人ひとりが
その自覚を胸に、
.
他の誰かを同一視せずに、
ありのままの自分と向き合って、
ちゃんと自分(自己同一)を確立してあげることが、
.
水瓶座の風の時代に求められる
生き方の方向性になるのかなと
水瓶座の私は秘かに感じています(笑)。
.
(追記1/1/2022)
.
古くから概ねアフリカを起源に、そこからヨーロッパへも広がった海の母(祖母)信仰というものがありますが、これを上の通り満潮と結びつけると、それは直接的には満月であり、またシリウスでもあると言えます。
だからこそ、海の祖母神信仰はシリウス信仰でもあり、また月読信仰でもあります。その共通点は水です。
ただシリウスは伴星も併せて色んな伝説がありますが、いわばククリヒメ的な、独立していて、よりイザナギ・イザナミよりも高次の視点から見守るような立場にあったり(≒ソプデト)、またセントラル・サン(宇宙の中心はまた別)という言葉もあるように、そのエネルギーが太陽を経由して地球に流れ込んできていて、さらにはその太陽光を反射するのが月という、どちらにしても日にも月にも関係する立ち位置でもあります。
そしてシリウス自身が放つ光は決して昔から言われる青色のみならず、この地球からの見え方では虹色でもあります。ということは白色光でもある。
また殆ど方は太陽活動からの影響を心配されるが、地球上で害とされるのはあくまで物質化した人間視点での話。その意味ではもちろん色んな害はあるが、それも陰陽で、目に見えないレベルでは太陽活動が不活発になり、銀河線量が増えると、それこそ銀河中心からのガンマ線ら高周波の影響が大きいだけに、生物の進化の背中を押すような役割をする。
宇宙活動というのは非常に精妙かつ、神秘的。低周波の「物質」であり続けたい人間のエゴと制限付きキャパの物質脳だけでは処理できないダイナミックな世界が宇宙。それを制限の中だけで考えられるという人間の愚かなエゴが、話がおかしくしてしまう。