論文

2019年6月

月経痛により婦人科受診した女子生徒とその母親18組の検討

保健の科学
  • 外 千夏
  • ,
  • 葛西 敦子

61
6
開始ページ
423
終了ページ
429
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
(株)杏林書院

月経痛により婦人科を受診した経験をもつ女子生徒とその母親について、受診までの経緯や低用量エストロゲン・プロゲスチン配合薬(LEP)の内服状況、医師からのLEPの勧めに対する母親の賛否、および現在の月経痛や利用している月経痛緩和法の実態について調査した。2017年7〜8月にA県内の高等学校4校に通う1〜3年生の女子生徒とその母親611組に質問紙調査を実施した。婦人科を受診した女子生徒とその母親18組の回答をまとめた。受診時に医師からLEPの勧めがあった女子生徒は18名中12名であり、そのうち8名がLEPの内服に至っていた。8名のうち、服薬に賛成の母親は5名、反対の母親は3名であった。LEPの服薬に至らなかった4名のうち、服薬に賛成の母親は2名、反対の母親は2名であった。治療に一般的にLEPが処方されることについて、女子生徒および母親の理解を得ることは重要であり、治療継続への方策を立てることが課題であると考えられた。

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URL
https://search-tp.jamas.or.jp/index.php?module=Default&action=Link&pub_year=2019&ichushi_jid=J01351&link_issn=&doc_id=20190617050010&doc_link_id=1521980705370037632&url=https%3A%2F%2Fcir.nii.ac.jp%2Fcrid%2F1521980705370037632&type=CiNii&icon=https%3A%2F%2Fjk04.jamas.or.jp%2Ficon%2F00003_1.gif
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ID情報
  • ISSN : 0018-3342
  • 医中誌Web ID : 2019277760

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