2010年4月 - 2015年3月
大脳新皮質第Ⅴ層微小カラムの機能解析
日本学術振興会 科学研究費助成事業 新学術領域研究(研究領域提案型) 新学術領域研究(研究領域提案型)
- 課題番号
- 22115004
- 体系的課題番号
- JP22115004
- 担当区分
- 研究分担者
- 配分額
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- (総額)
- 67,990,000円
- (直接経費)
- 52,300,000円
- (間接経費)
- 15,690,000円
大脳新皮質が機能単位の繰り返しで構成されているか不明である。我々は、大脳新皮質第5層に位置し皮質外への出力を担う皮質下投射細胞が微小なカラム状に並んでいることを発見した。これらの微小カラムは周期的に配置され、皮質に沿って6角形の格子状のパターンをつくっていた。同一微小カラム内の細胞は発生期にはギャップ結合によって結合し、後に共通なシナプス入力を受けることがわかった。視覚野、体性感覚野、運動野のいずれでも、同一微小カラム内の細胞はよく似た活動パターンを示した。以上より微小カラムは大脳新皮質の機能単位であり、多数の微小カラムによる並列処理が大脳新皮質の基本的な計算様式であることが示唆された。
- リンク情報
- ID情報
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- 課題番号 : 22115004
- 体系的課題番号 : JP22115004