共同研究・競争的資金等の研究課題

2009年 - 2011年

サルソリノールによる反芻家畜の新しいプロラクチン分泌機構と生理作用機構の解明

日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(B)  基盤研究(B)

課題番号
21380169
体系的課題番号
JP21380169
配分額
(総額)
15,210,000円
(直接経費)
11,700,000円
(間接経費)
3,510,000円

サルソリノール(Salsolinol : SAL)が反芻家畜のプロラクチン(PRL)分泌に及ぼす影響について検討した。その結果、SALは雌雄子ウシ及び成熟雌ウシのPRLを放出させること、SALによるヤギのPRL放出反応は季節により影響を受けること、SALによるPRL放出反応は日長が延長すると高まること、ドーパミンはSALにより誘起されるPRLの放出を抑制することが明らかになった。このように、SALは生体内で反芻家畜のPRL分泌に関係する生理的な放出因子であることが明らかになった。

リンク情報
Kaken Url
https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-21380169/21380169seika.pdf
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-21380169
ID情報
  • 課題番号 : 21380169
  • 体系的課題番号 : JP21380169