Jun, 2015
【損するより得をする!身近な危険中毒】 3種類の降圧剤服用症例の分析を経験して
医療と検査機器・試薬
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- Volume
- 38
- Number
- 3
- First page
- 281
- Last page
- 285
- Language
- Japanese
- Publishing type
- Publisher
- ラボ・サービス
66歳女。眠れないため処方されていた3種類の降圧剤、20錠、ディオバン28錠、カルブロック20錠とロヒプノール14錠を服用した。倒れているところを発見され救急搬送となった。簡易薬物同定キットの結果はBZO系が陽性を示した。末梢ルートを確保、し昇圧のため塩酸ドパミン持続投与を開始した。気管挿管し胃洗浄を行い活性炭と下剤の投与を行った。徐々に血圧の上昇を認め、塩酸ドパミンは第3病日に中止した。第6病日に肺気腫治療のため呼吸器内科に転科した。
- ID information
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- ISSN : 1347-0434
- Ichushi Web ID : 2015304209