論文

2007年9月

一酸化炭素中毒に対する治療経過中に発症した非クロストリジウム性ガス壊疽の1救命例

日本救急医学会雑誌
  • 濱口 満英
  • ,
  • 植嶋 利文
  • ,
  • 金井 透
  • ,
  • 金澤 秀介
  • ,
  • 木村 貴明
  • ,
  • 横山 恵一
  • ,
  • 坂田 育弘

18
9
開始ページ
677
終了ページ
681
記述言語
日本語
掲載種別
DOI
10.3893/jjaam.18.677
出版者・発行元
(一社)日本救急医学会

非クロストリジウム性ガス壊疽は、敗血症、disseminated intravascular coagulation(以下DICと略す)、多臓器不全などの重篤な合併症を認めることが多く致死率の高い疾患である。今回われわれは、一酸化炭素中毒による長期臥床の結果、腸内細菌であるLactobacillus sp.が感染し非クロストリジウム性ガス壊疽を発症した症例を経験したので報告する。29歳の男性が一酸化炭素中毒にて入院となった。入院時より右頸部・右肩・右臀部・右大腿部に発赤を伴う腫脹がみられ、蜂窩織炎として加療した。第9病日、右肩に非クロストリジウム性ガス壊疽を発症したが、早期の外科的処置と適切な抗生剤使用により軽快した。今後、救命率を向上させるには早期診断と適切な抗生剤の投与にあると考える。(著者抄録)

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DOI
https://doi.org/10.3893/jjaam.18.677

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