2020年9月
インターネット上のユーザの行動データを用いた論文の普遍性の分析手法
情報知識学会誌
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- 巻
- 30
- 号
- 3
- 開始ページ
- 312
- 終了ページ
- 327
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 研究論文(学術雑誌)
- DOI
- 10.2964/jsik_2020_007
学術論文等の評価指標として,従来は論文の被引用数が用いられてきたが,近年ではオルトメトリクス(Altmetrics)などのソーシャルメディア上の反応を用いる方法も提案されている.本論文では,オルトメトリクスに用いられるような,インターネット上の論文に関するユーザの行動から求める論文検索サービス上の閲覧人数やソーシャルメディア上の言及人数などの論文の重要性を表す基本指標とは別に,論文がどの程度普遍的なものとして扱われているかを示す普遍度を用いて,論文の特性を分析する手法を提案する.実際に,2 年間のCiNii Articles の検索ログとソーシャルメディア上の論文の言及データを用いて,同一の論文集合に対する論文の閲覧と言及の違いや特性を分析すると同時に,提案指標の妥当性を検証する.
- リンク情報
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- DOI
- https://doi.org/10.2964/jsik_2020_007 本文へのリンクあり
- 共同研究・競争的資金等の研究課題
- 利用者の研究練度に応じた多様な観点を統合する学術情報システム
- ID情報
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- DOI : 10.2964/jsik_2020_007
- 共同研究・競争的資金等の研究課題の業績ID : 13160217