論文

査読有り 本文へのリンクあり 国際誌
2022年2月

日本におけるオンライン・ハラスメントの現状と対策:Twitterでの女性記者のツイート「炎上」を例に

F1000Research
  • 礪波亜希
  • ,
  • 吉田光男
  • ,
  • 佐野幸恵

10
1164
記述言語
日本語
掲載種別
研究論文(学術雑誌)
DOI
10.12688/f1000research.74657.2, 10.12688/f1000research.74657.1
出版者・発行元
F1000 Research Ltd

ソーシャルメディア上の「炎上」はもはや社会問題といっても過言ではないが、日本語環境の炎上については、被害にあった当事者視点に基づいて検討した研究は稀少である。本稿では、オンライン・ハラスメントという概念を導入し、その現状を国内外の先行研究のレビューに基づいて概要を明らかにした。次に、Twitterで発生した女性記者ツイートの「炎上」事例を分析、ハラスメントを行うユーザーにはインフルエンサー群、インフルエンサーの犬笛に呼応する炎上加担ユーザー群、荒らしを行うユーザー群の三層があり、それぞれが異なる形で一人のユーザーに対してハラスメントを行っていたことを観察した。最後に、個人と組織が取るべき対策を述べる。

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.12688/f1000research.74657.2 本文へのリンクあり
DOI
https://doi.org/10.12688/f1000research.74657.1 本文へのリンクあり
URL
https://f1000research.com/articles/10-1164 本文へのリンクあり
ID情報
  • DOI : 10.12688/f1000research.74657.2
  • DOI : 10.12688/f1000research.74657.1
  • eISSN : 2046-1402

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